第42回日本刻字展 その1 (光栄書道会刻字部メンバーの作品)

上野の東京都美術館で
2024/1・20~26まで
開催されていた 第42回日本刻字展が 無事に閉幕しました。

今年は1月23日の表彰式の日に、大雪ではなく架線障害で、東北・北陸・上越新幹線が止まってしまう
という事故があり、表彰式終了後在来線で帰られたり、上野近隣のホテルに泊まられたりと大変な思いをされた方もいらっしゃいました。

それでもとにかく会期を全うでき、感謝しております。

会場には連日多くのお客様が足をはこんでくださり、特に今年は海外の方、校外学習の中学生が多かったのが印象的でした。

今回展には、光栄書道会刻字部からは初出品5名を含む12名 が参加しました。

沢山の公募の中から、日本刻字展委員長賞 1名、佳作賞 3名 と4名が受賞しました!!

作品を紹介します。

無鑑査の 中嶌双寛さん “真”
段々になっている面白い作品です。

一般公募から

小仲和朗さん ”天朗気清恵風和暢” が  日本刻字展委員長賞 に輝きました!
手の込んだ作品で、落ち着きがある仕上がりになりました。

奥隅琇瑛さん ”優曇華” が佳作
印篆に挑戦しました。

初出品の 山口明子さん ”踊” が佳作
女性と男性が向い合って踊っているようなイメージありますね。

初出品の 清水つばきさん “無” も佳作
府中市生涯学習センターの講座で作った 筋彫りで字にラッカーをのせた作品です。
造形が面白いですね。

寺沢陽子さん ”平安”
上品に仕上がりました。

奥隅琇源さん ”奥義”
真面目なお人柄が出ていますね。

髙橋睦子さん ”敦篤”
こちらも府中市生涯学習センターの講座で作った作品です。
凸と凹のコンビネーションに初挑戦しました。

初出品の 安實典子さん ”實”
石川県在住でなかなかお教室に来られず、奮闘されました。
元旦の地震で東京まで見に来ることが出来ずに残念でしたが、地元の被災者の方の救援で頑張っていらっしゃいます。

初出品の 鈴木恭子さん ”流水”
草書体のとても面白い作品となりました。

こちらも初出品の 岡田幸恵さん ”楽”
昨年の日本刻字展でお会いして入会され、今年はご自分が作品を出品されました。

みなさん、ご自分の個性を活かし、刻字を楽しんで作品をつくられています。

これからが楽しみです。


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