2026年 第77回毎日書道展 「楓葉経霜紅」
禅語で、楓の葉は厳しい霜にあたることでより鮮やかな紅色になるように、人間も苦難や試練を乗り越えることで内面が磨かれ、豊かな人間性を育むことができる という意味が込められているそうです。
触覚書道で、苦難を乗り越えたくましく人生を謳歌されている視覚障害の方たちと行動を共にするようになり、むしろこちらがエネルギーをいただいていると感じています。そんな方々や、そして自分に向けてのエールのつもりでこの言葉を選びました。
これまでの作風とはちょっと変えて、楓のと霜の色を意識した作品にしてみました。

2026年 日本刻字展出品作品 「融合」
視覚障害者に書道を楽しんでいただきたいという想いで初めた【触覚書道】も6年目に入りました。視覚障害といっても人それぞれ、晴眼者と障害者ではなく、それぞれの個性だと思うようなりました。
そこでそれぞれの想いを融合させて、新しいものをつくりだしていく そんな想いで作りました。
今回の材は朴ノ木、その自然なカーブと木目を生かし、すべてを彫ることにはしないで彫目には化学変化で青さびを出してみました。

2025年 日本刻字展出品作品 「開眼」 東京都知事賞受賞
本来「開眼」は仏教用語ですが、私は今回 ”心の目を開く” というイメージで作りました。
視覚障害の方が触ったときに、質感の違いからイメージを連想しやすいようにとの思いものせました。




「泥中の蓮」


(触覚書道のスローガン)










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