2018年9月の書道の月例課題はこちら:玄海820号

暑さ寒さの彼岸まで とはよく言ったものです。 急に涼しくなってきましたね!

さて、2018年9月の月例課題はこちら:玄海820号です

今月の規定課題は 楷書 ”山氣日夕佳

規定課題は 陶渕明 の ”飲酒二十首  其の五” の中からとってきてます。
意味は 山の気配は夕暮れの空気の中でこそ素晴らしく という感じです。

今月の課題は画数の少ない字が多いので、かえって一つ一つの基礎点画がちゃんとできているかどうかが目立ってしまいます。
それから ”氣” は、転折がちゃんとできるかと全体のバランス
が難しかったですね。

 

 

 

随意課題はこちら

上段 右端が ”曹全碑”(隷書)、中央が”王羲之・集字聖教序”(行書)
そして残りの4枚は ”王羲之・蘭亭叙”(行書)

 

蘭亭叙を臨書されている方、だいぶその特徴をつかんできてますね。

 

研究課題はこちら  ”孫過庭・書譜”(草書)

草書なので、字が省略されていて、どのような書き方なのか???なところもあります。

こちらは、一年間継続して学ぶので、何が特徴なのかを習得したいものです。

 

仮名課題 と 細字課題 はこちら 生徒さんのです。

 

 

先月から、学生部の “げんかい” に挑戦しているS君の作品

今回は名前があまりうまく書けなかったけれど、本文は堂々とかけました。

 

今回の目玉はー

二人の方が条幅初挑戦したことです。
左の楷書2つです!
有段者2名も秋の昇格試験に備えて、書いてきました。

 

やはり、条幅を書くと、書道やってる っていう感じになりますね。

ここで、初挑戦で条幅にはまった生徒さんから感想をいただきましたので、披露させていただきます。

「当初、条幅を書くことに関して、紙のサイズ、文字数、労力を考えたら、始めることに対してハードルが高いと感じていました。条幅1枚の文字数が、半紙4枚分に相当するのが、何となく取っ付きにくいと感じていたのかもしれないです。
しかし、いざ始めてみると、書き上げる充実感と、様々な新しい発見があり、今までと違った視野や感覚を感じるようになりました。
例えば、半紙を書くことが、とても楽に感じるようになったこと、そして条幅を書いていくうちに、字のバランスに対して強く意識するようになってきたということなどが、そうではないかと思います。
半紙を、整地された短距離の道を走ることとするならば、条幅は整地されていない長距離の山道を走ることに似ているかもしれません。そこに面白味があるように感じます。」

なんと素敵なご意見でしょうか。

この感動を忘れずに、次々といろいろな書体に挑戦していって欲しいです。

 

 

 

 

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