私の書道教室の月例課題です!

私の書道教室に入門いただくと、書道初心者のかたは、前回動画でご紹介したように、まず“楷書基礎帖”で楷書の基礎点画の筆使いを約3カ月かけて、しっかり学んでいただきます。




これが終了すると、いよいよ私の所属している書道会の月例競書に入ります。

 

今月の課題はこちら:玄海801号

まず ”規定” は楷書 これは師範~10級(始めたばかりの人)まで全員が同じものに取り組みます。

10級の人にとっては、5文字をバランスよくいれるのにまずは悪戦苦闘

 

 

みんな1カ月かけて練習します。

提出した作品が審査され、2カ月先の月例誌に発表されます。

○がつくと進級、各級のトップは写真版にのります。

大人になっても、○がついて級が上がるのはとても嬉しいものです。なんか、自分が認められているって感じがしますよね。

 


7級くらいになると、”規定” に加えて、
“随意” で行書をだします。随意は何を出してもよい部門なので、上級者は草書や隷書にも挑戦です。


さらに一年間、同じものの臨書をするのが “研究部”

今年は ”伊都内親王願文” の臨書です。

 

 

級のうちは、○が付くと進級できるのですが、段になると、試験を受けなければ昇格できなくなります。

そして、試験は 条幅(床の間の掛け軸のような大きさ)作品なので、半紙だけでなく、条幅の練習もはじまります。最初は字が入りきらなかったり、となりの行の字とぶつかってしまうなど、ここでも悪戦苦闘しますが、慣れてくるとそんなに大変ではなくなります。

大きい作品を書くと、字の連綿(字と字のつながり)や、隣の行との呼応、墨の潤滑など、習字ではなくて書道をやっている、という感じになってきますね。

 

あとは、“細字”の練習や

 

”仮名” ”実用書” なども徐々に加わり

 

最大で7種類の提出となります。

 

1カ月でこれを全部やるのは、結構大変ですが、これを毎月コツコツと積み重ねていくと、自然に総合的な実力がついてきます。

 

私の教室は週1回なので4回でこれらの課題に取り組みます。みなさん一回に2時間たっぷりと練習されていきます。

ひたすら字を書くことのみに集中することにより、日常の喧騒を忘れ、別次元の世界にはいり込んでいるようです。

 

もし、興味あるな! と思われましたら、是非、ご連絡ください。

お待ちしてます!

最後まで読んでいただき有難うございます。

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