2018年2月の書道の月例課題はこちら:玄海813号
1月の日本刻字展、2月の有秀会展と今年からこのスケジュールでスタートダッシュのため遅くなりましたが、
2018年2月の月例課題はこちら:玄海813号
規定課題は 楷書 ”千載不相違”
規定課題は 陶渕明 の ”飲酒二十首 其の四” をずっとやってきてますが、
今月は ”載”のタスキが横線と交差したら穂先が左から右にかわるところ と
”違”のシンニョウ がうまくできるか、基礎点画が問われます。
みはさん沢山練習しました。
随意課題はこちら
上段 右 ”王鐸”、 真ん中は 今回から”曹全碑” 左 ”王羲之・集字聖教序”
下段は ”王羲之・蘭亭叙”
曹全碑は成熟期をむかえた隷書の代表格、
字形は扁平で、横線は右上がりにならず水平に引く、
そして「波法」と呼ばれる右払いが特徴的です。
集字聖教序は、だいぶ慣れてきた感じですね。
研究課題も今月から一年間は ”孫過庭・書譜” になります。
まずは 形臨。草書は点画が省略され単純化されるため、のっぺらぼうになりがち、筆がいかに動いているか丸見えですね。
仮名課題 はこちら
細字課題 と 実用書課題 はこちら
実用書は紙が半紙とちがって墨をしみこんでくれないので、点画で穂先が出てしまわないように書くのが難しいですね。
月例競書では、10級からスタートし、1級までは規定課題・随意課題のどちらかで成績がよいと昇級していくのですが、1級から準初段、そして昇段していくには、昇段試験をうけないと上がれなくなります。
そして、そろそろ春の試験にむけての準備
半年間で条幅を2回以上出品していないと受験資格がないので、今月は準2段の生徒さんが、久々に条幅に挑戦します。
行書作品
お仕事しているとなかなか練習時間がとれなくて大変ですが、まずは体裁を整えることで精一杯。
これから書き込んでいくと、条幅を書くことにも慣れてくるので、字形や線質ももっと良くなっていくと思います。
まずは取り掛かることです!
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