「書は命 大井錦亭」に行ってきました!

2020年12月に93歳でなくなられた 大井錦亭の遺墨展
「書は命 大井錦亭」が
2023/5・2~7
セントラルミュージアム銀座

で開催されました。


大井錦亭先生の晩年の書は、毎日書道展 や 三鷹書人の会 などで拝見する機会もあったので
是非この遺墨展は拝見したいとおもっていました。

沢山のお花で飾られた入り口をはいると、会場にはびっしりと作品が陳列されており、その数100余点
なんと未発表のものがまだ2千点以上も残されているそうです。

運よくちょうど解説の時間と重なり、ご高弟による大井先生の人となり をうかがうことができました。

大井先生はとにかく書いて書いて、一か月に4千枚は書かれていたこと

80代から古典を学びなおすとおっしゃっていたこと

今回の作品は、2018年に和光でやる予定だったものが体調不良で流れてしまったものをそのまま陳列したものと、あとはお嬢様とお弟子さん達が、この遺墨展のために残された作品の中から、若かりし頃のものや数々の受賞作などをセレクトし、釈文を調べ、陳列されたとのこと

この広い会場でこれだけの遺墨展を開催するにあたっての関係者の方々の想いがどれだけのものであったかを
窺がい知ることができました。

陳列ケースの中には、ノートにびっしりと鉛筆で書かれた書稿も展示されていました。

そして驚いたのが、かつて三省堂に勤務され、金子鷗亭先生と一緒に活字のフォントのデザインをされていたこと
そのフォントがコンサイス英和辞典などに使われ現在も残っているのだそうです。
コンサイス英和辞典 そうそう 学生の時に使っていました!
その時に使用していた雲形定規も展示されていました。

偉大な書家の93年にわたる書にかけた人生 「完成を望まず 未完成の魅力ある作を制作したい」

そしていかにお弟子さん達に慕われていたのか

を知ることができた貴重な遺墨展でした。

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