拓本とりに初挑戦!
2025年毎日書道図書館夏休み体験企画「拓本をとってみよう」に参加してきました。
書道の勉強で、石碑や石板の拓本の臨書は必須!
以前から拓本とりを一度はやってみたいと思っていたので、毎日書道会のホームページでこの企画を見つけ、早速申し込みました。
国立新美術館3階研修室で13時から14時半まで、拓本とりに初挑戦です。
この回の定員は20名、参加者全員が未経験者。
まずは指導してくださる金木和子先生が、実際のやり方をみせながら手順を説明くださり、いよいよスタートです。
必要な道具一式はすでに机の上にセットされていました。

原版の上に紙をのせ、その上から水で濡らしたタオルを押し付けて湿らせます。

ブラシでトントントンと叩きこんでいきます。

あまり欲張らずに拓本をとる範囲を決めて、周りを囲み、テープで固定し、さらに叩き込みます。
これでよし、となったら余分な水分を紙で吸い取ります。

タンポを2個用意して、まずは小さい方に墨壷から墨をつけ、大きい方とすり合わせます。
このとき、シュッ・ シュッ と音がします。
大きい方のタンポで上からトントンと墨を叩き込んでいきます。
まずは薄めに全体にやっていくのがコツだそうです。

何度か繰り返します。タンポの墨の部分がテカリだしたり、 シュッ・ シュッ という音がしなくなったら、タンポを巻き直して新しい布目のところでまたやります。
こんなところでいいのかな?

一番最初にちょっと墨をつけすぎたようで、なかなかむらが解消されませんでした。
そっと剥がして、

こんな感じになりました。

始めるときはドキドキしましたが、こうやって完成すると出来はさておき、結構楽しかったです。
さらに、金木先生が貴重な拓本を持ってきてくだり、興味深く拝見させていただきました。



実際は、とても大きい石碑や、岩盤に彫られた文字、曲線のものなどの拓本をとるのがどんなに技術と根気のいる作業か、この体験を通して実感として理解できたように思います。
金木先生が、「拓本をとるのに何が一番難しいと思う?」と問いかけられ
「許可をとることなのよ、この拓本の許可とるのに10年かかったの」
とおっしゃった言葉が、とても印象的でした。
貴重な体験をさせていただき、有難うございました。
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