第37回読売書法展に行ってきました!
8/29まで開催されている読売書法展の第1会場である 六本木の国立新美術館に足を運んできました。
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お目当ては、お知り合いの仮名作家の先生方の作品
まずはこちらは 東方書展の陳列でお世話になっている 稲葉淳子さん の作品
若山牧水の短歌
静まらぬ 心寂しも枇杷の花 咲き篭りたる園の真昼に
![](https://i1.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2021/08/S__15384618.jpg?resize=300%2C99&ssl=1)
墨の濃淡と字形が醸し出すリズム感と空間感が素晴らしい
そして料紙も 枇杷の花 を彷彿させる淡いオレンジ
会場の中でも目を引く作品です!!
こちらは、長年の書友の 堀千枝子さんの 作品
万葉集から2首
旅人の宿りせむ野の霜ふらば 我(あ)が子羽ぐくめ天の鶴群(たづむら)
秋萩の散りのまがいに呼び立てて 鳴くなる鹿の声の遥(はる)けさ
![](https://i0.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2021/08/S__15384619.jpg?resize=300%2C141&ssl=1)
このように、同じ出典や作者のものを2首あわせて 一つの作品にすることは、よくあることのようです。
中心部が盛り上がって、立体的にみえる素敵な作品ですね。
私は書道でもどちらかというと 隷書を好んで書いていて
仮名の世界は 憧れ です。
お二人の素敵な作品をみることができて、良かった!!
読売書法展は 8/29までです。
あなたのお気に入りの作品に出会えるかも!!
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