九州の旅1日目 【長崎軍艦島】 

自分へのご褒美として、元の会社のお仲間と旅行にきてます。

朝、関東地方は台風1号の影響で強い雨が降っていましたが、羽田を離陸して上空に抜けると
そこは紺碧の空の下、真っ白な雪の上を飛んでいるみたいな不思議な世界

長崎空港に到着したときはまだ雨模様でしたが、午後からは雨が上がる予報に期待をこめて時間を待ちます。

今回の第一の目的は 端島 その形が軍艦「土佐」に似ていることから 軍艦島 と呼ばれるようになった
かつては海底炭鉱で繁栄した島への上陸です。

長崎から観光フェリーが出発するころには雨もあがり、予定通り上陸できそうです。

長崎港周辺の造船所等をみながら、まずは高島をめざします。

この島もかつては炭鉱で発展しましたが、今は観光の島
島内には岩崎弥太郎の銅像がたち、軍艦島の模型、石炭資料館があります。

軍艦島の模型を使っての説明を聞き、こちらでトイレも済ませて、いよいよ目的地へ!

見えてきました!!
軍艦島は荒廃がすすんでいて、ほんの一部しか立ち入れないため、まずは海上からぐるっと島を回り見学します。

端島では1810年ころに石炭が発見されて以来三菱の経営となり本格的な海底炭坑として発展し、最盛期には日本初の鉄筋コンクリ-トの集合住宅が建設され、約5300人もの人々が住み、日本の高度成長を支えました。
島内には病院や小中学校、郵便局や理髪店なども設置され、昭和30年代には県下一の電化製品普及率だったそうです。
しかしエネルギー革命で石炭から石油に需要が移ったことで、1974年に閉山、無人島となりました。

さあ、いよいよ上陸です。

ポイントポイントで説明を聞きながら、今は廃墟と化した島の中の一部をめぐります。

そこに暮らした人々の一瞬の栄華がまるで幻です。

まさに栄枯盛衰です。

でも、こうやって実物を保存していくことは、大切なことですね!!


貴重な体験でした。


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