光栄書道会 2023年1月 書道の月例課題はこちら:玄海872 号
新年あけまして と言っていたら、もう1月が終わってしまいます。
このところ寒波襲来で冬を実感していますが、東京は晴天が続き、ありがたいです。
さて、光栄書道会 2023年1月 書道の月例課題はこちら:玄海872号
規定課題は 楷書で ”此行誰使然”
陶渕明 の 飲酒二十首 其の十 5番目です。
”此の行 誰か然(しか)らしめし ”
意味はこんな感じ、
”この度は誰がそうさせたのかというと 生活のためであり” (大野修作先生訳)
今月は 然 のバランスがちょっととりにくかったですが、全体的にはさほど難しくはなかったと思います。
皆さんの一か月間の練習の成果がこちらです。
次に随意課題はこちら
王羲之 十七帖 の臨書が 4名
”悠々如何可言” と草書体で書かれています。
吉田栖堂先生の教本をベースにした 行書千字文 から 2名
蘭亭序の臨書が 4名
となりました。
研究課題 はこちら
”米芾 ・中秋詩帖”
今月は 6名が挑戦します。
”撑損向西於” と草書体で書かれています。
米芾の中秋詩帖 これで最後となります。
なかなか1年ではまだまだでしょうが、米芾 の雰囲気はつかめたでしょうか。
細字課題 はこちら
今月は8名の参加、級位の2名の方もバランスよく書けるようになってきました。
仮名課題 はこちら
段位 2名は
小島切
級位 3名は
高野切 第三種
の臨書です。
今月も5名参加、級位の方も大分慣れてきました。
実用書課題 はこちら
課題は ”寒中見舞いを書く” です。
2名が挑戦です。
行間を等しくとるのが結構難しかったですね。
条幅部 はこちら
今月は4名の出品となりました。
6級になったA.O.さんが毎月条幅頑張ってます!
さて、学生部毛筆課題 はこちら
今月も、17名の出品となりました。
課題も新年らしいですね。
学生部硬筆課題はこちら
課題は <北陸石川県のことがら> です。
新幹線が開通してから、石川県も近くなりましたね。
こちらも17名が参加しました。
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
半紙当選
隋意部で
僭越ながら私
講評:強い筆線と動きで原帖に添う
規定課題で
S.H.さん
講評:真摯に取組み筆力横溢の秀作
随意課題で
S.S.さん
講評:丁寧な学びに好感 落款一考
頑張りました!!
規定で A.O.さん
講評:慎重なる運筆確実な構成
研究部では
なんとS.O.ご夫妻 が同時にのりました。
記念すべき号となりましたね!
S.O. (女性 右下の作品)
講評:穏やかな運筆で丁寧な作
S.O. (男性 中央上の作品)
講評:稍滲みあるも真摯に好摹
かな部では A.O.さんが 5か月連続の写真版です。快挙!
講評:張りのある美しい線質魅力あり
細字部では
S.H. さん
講評:丁寧に書して良いが更に強さを望
実用書部では S.O. さん
講評:温和丁寧は筆致リズムよく流れる
さて 学生部では
毛筆部
注目作品に 小学4年の H.K.さん
講評:バランスよく書けていて特にひらがなが力強くて立派です
当選に
小学6年の N.I.さん
小学4年の M.Y. さん
小学3年の H.M.くん (右下)
小学2年の S.I.さん
小学1年の ℤ. M.くん (左下から2番目)
H.M.くん と ℤ. M.くん は兄弟そろっての写真版です。
おめでとうございます!
硬筆部当選では
小学4年の M.Y. さん
がのりました。
写真版になったみなさん、おめでとうございます!
それから、新年ということで
玄海社役員の新年試筆に、私も参加させていただきました。
「登修台而楽春」を隷書体で書いてみました。
今年一年、みなさんで良い年にしていきましょう!
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