光栄書道会 2022年11月 書道の月例課題はこちら:玄海870号
あっという間に師走に入ってしまい、かなり冷え込む日もでてきました。
そんな中ですが、 光栄書道会 2022年11月 書道の月例課題はこちら:玄海870号
規定課題は 楷書で ”道路迥且長”
陶渕明 の 飲酒二十首 其の十の3
番目です。
”道路 迥(はるか)にして 且(か)つ長し ”
意味はこんな感じ、
”道は遥かに長く続き” (大野修作先生訳)
今月は 道 と 迥 シンニョウの付く字が二つありますが、 点が一つのものと二つのものに書き分けられています。古い書体だと二つ点のものが多いようです。
迥 は旁の幅をとるとシンニョウから落ちてしまいそうになるのでバランスが難しかったですね。
皆さんの一か月間の練習の成果がこちらです。
次に随意課題はこちら
自由課題の一つ 王羲之 十七帖 中の 積雪凝寒帖 の臨書が 5名
”夏秋間或復得” と草書体で書かれています。
夏 復 の草書が分かりづらいですね。
蘭亭序の臨書が 4名
こちらは各自のペースで進んでいます。
研究課題 はこちら
”米芾 ・中秋詩帖”
今月は 5名が挑戦します。
皆さん 米芾の中秋詩帖に大分慣れてきましたね。
”蚌珍天上若” と草書体で書かれています。
上 がひらがなの と みいたいで、書きにくかったですね。
みなさん 雰囲気はいい感じです。
細字課題 はこちら
今月は6名の参加、級位の2名の方が上達してきました。
仮名課題 はこちら
段位 1名は
小島切
級位 2名は
高野切 第三種
の臨書です。
3名のみでちょっと寂しかったですが、級位のお二人が猛ダッシュであがってきてます。
楽しみですね。
実用書課題 はこちら
課題は ”季節の手紙” です。
2名が挑戦です。
先月に続き、今回も長文なので書きごたえがありましたね。
条幅部 はこちら
今月は昇段試験があったので、こちらには3名の出品となりました。
8級のA.O.さんが先月デビューし、条幅頑張ってます!
さて、学生部毛筆課題 はこちら
今月から小学2年生が1名加わり、17名の出品となりました。
やはり小学高学年、中等部の課題はむずかしいですね。
学生部硬筆課題はこちら
課題は <世界遺産のアンコールワット(カンボジア)について > です。
アンコールワットを知らない子供がほとんどでした。
スマホで画像を見せて、イメージをもってもらいました。
こちらも17名が参加しました。
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
条幅部で S.O.さん
講評: 字粒一部過大もよく纏まった
半紙当選
規定課題で S.O.さん
講評:温和整斉規律正しく安定の作
隋意部で S.H.さん
講評:穏やかな行書の流れ見事なり
研究部では
S.O. さん
講評:力強い線が活躍好感の臨
かな部では 2名が写真版にのりました
S.T. さん
講評:古筆を慎重に書し生彩有る好臨
A.O.さん 3か月連続の写真版です。凄い!
講評:伸びのある運筆が美しい好臨
細字部では
僭越ながら私
講評:ゆとりと余裕の自信を示して範たり
と
S.O. さん
講評:力強く書し纏まりの良い充実作なり
実用書部でも S.O. さん
講評:安定した運筆で和やかさが感じられる
さて 学生部では
毛筆部当選に
小学4年の M.Y.さん
小学1年の T.I.さん
硬筆部当選では
小学4年の M.Y. さん(右上)
小学2年の H.M.くん と
小学1年の T.I.さん(左下)
がのりました。
写真版になったみなさん、おめでとうございます!
さて、明日12/6(火曜)~11(日曜)まで
銀座鳩居堂画廊3階で 刻字の社中展
第17回 千歳会刻字展
が開催されます。
私は、触覚書道の合言葉
“書いて 触って 感じて”
を刻字作品としたものを出品します。
お時間がございましたら、どうぞご高覧下さいませ。
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