光栄書道会 2022年9月 書道の月例課題はこちら:玄海868号
このところ急に気温がさがって、上に羽織るものが必要になってきました。
視覚障害のかたとのコラボ展が無事におわり、やっとこちらに手をつけられるようになりました。
気がつけば、もうすぐ10月の締め切り・・・
大変おそくなりましたが、 光栄書道会 2022年9月 書道の月例課題はこちら:玄海868号
規定課題は 楷書で ”在昔曾遠遊”
陶渕明 の 飲酒二十首 其の十の最初です。
” 在昔 曾(かつ)て 遠遊 し ”
意味はこんな感じ、
”むかし遠く旅に出て” (大野修作先生訳)
今月は まず 曾 の頭の開き具合で 中の幅が取れなくなるのが難かしかったですね。
あとは、しんにょう が二つ続くので 良い勉強になったと思います。
皆さんの一か月間の練習の成果がこちらです。
次に随意課題はこちら
自由課題の一つ 王羲之 十七帖 の中の積雪凝寒帖 の臨書が 3名
”五十年中所無” と草書体で書かれています。
所 の草書が分かりづらいですね。
張猛龍碑が 1名
あとは、吉田栖堂先生の本を手本とした行書千字文 が1名
蘭亭序の臨書が 5名
とバラエティに富んでます。
研究課題 はこちら
”米芾 ・中秋誌帖”
6名が挑戦します。
先月から法帖が 中秋詩帖に変わりました。
”目窮淮海両如” と草書体で書かれています。
窮 の草書体が分かりづらいですね。
作品は みなさん いい雰囲気です。
細字課題 はこちら
今月は7名の参加、級位の方も2名参加してます。
先月に続き今回も行書なので、ちょっと難しかったですね。
仮名課題 はこちら
皆さん感じをつかんできましたね。
段の方 2名は
小島切
臨書のやり甲斐があります。
級の方 3名は
高野切 第三種
新しい方1名が昇級しました。
実用書課題 はこちら
課題は ”季節の詩を書く”
島崎藤村 の 秋風の歌 です。
3名が挑戦です。
秋ですねえ。
条幅部 はこちら
今月は3名の出品となりました。
さて、学生部毛筆課題 はこちら
触覚書道のグループ展のため、1回お稽古をお休みさせていただきました。
小学1・2年生が加わり16名の出品となりました。
学生部硬筆課題はこちら
課題は <お米を収穫するまで > についてです。
こちらは14名が参加しました。
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
条幅部で 僭越ながら 私
講評: 穏やかな筆致で静かな流れを表出 詩意を捉えて快暢也
半紙部
規定課題で S.H.さん
講評:結体整い落ち着いた運筆佳
と
A.O.さん
講評:慎重に書し字形よく優美な作
隋意課題で S.O.さん
講評:運筆豪快筆勢のある張猛龍碑臨
研究部でも S.O.さん
講評 :遅筆ながら重量感横溢す
かな部では 10級の A.O.さん が頑張りました
講評:美しい線質で丁寧に纏めた作 今後が楽しみ
学生部では
まず 令和四年度 玄海全国書道学生誌上展で
<特賞> に A.Y.さん
<金賞> に M.Y.さん
<銀賞> に S.I.君
<銅賞> に H.K.さん、K.I.くん、T.I.さん
が入賞されました。おめでとうございます!
さて、毛筆部当選に
小学4年の M.Y.さん と
小学3年の R.T.さん
硬筆部当選では
中学1年の A.Y.さん
小学5年の T.T. さん
と
小学4年の M.Y. さん
小学1年の R.K.さん
が掲載されました。
写真版になった方々、おめでとうございます!
また、9月号には
私の第73回毎日書道展へ出品の刻字作品
第65回玄海全国書道誌上展への出品作品
が掲載されました。
あと今年も残すところ2か月余、頑張っていきましょう!!
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