第2回『眼と指で楽しむ 書の彫刻』まであと6日 刻字のサンプル作品完成!
このところ、だいぶ気温が下がってきましたね。
来る9/29~10/2
小田急線狛江駅北口徒歩1分の 泉の森会館ギャラリー で開催するグループ展
第2回『眼と指で楽しむ 書の彫刻 ~チーム光栄 with Blind People~』
まで あと6日
今回の展覧会では、 刻字をより知っていただくために
”刻字の制作過程”
というコーナーを設けることにしました。
そこを、チーム光栄の Oご夫妻が担当してくださることになり
準備をすすめています。
今回、視覚障害の方が触ってイメージしやすく、書の払い、ハネなどが含まれている 「水」を楷書体で作ることにしました。
①まずは ”書稿” を書きます
![](https://i2.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118402.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
②籠字をとります
書稿の上に薄い和紙のトレッシングペーパーを載せて、細筆で字の輪郭をとります。
![](https://i0.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118404.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
(今回は視覚障害の方が触ってわかるように、特別にレーズライターでもとってみました。←普通はしません)
![](https://i1.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118411.jpg?resize=221%2C300&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118413.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
③籠字を取った紙を板にはり、彫り始めていきます
![](https://i1.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118405.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
・まず、左半分のように、籠字の線の稍外側に垂直にノミをぐるりといれます(捨て彫りの断ち切り)
・次に、右上のようにその外側をすべて浅く削ります(捨て彫りの斫り)
・それから、今度は右下のように、籠字の線の真上から本彫りの断ち切りをいれて、周りをタッチをつけながら斫ります
④彫りが終わったら周りを着色し、字のところは朱墨を塗って、彫りの状態をチェックします
![](https://i2.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118406.jpg?resize=300%2C252&ssl=1)
⑤ここまで Oご夫妻に作っていただいたので、最後の金箔貼りは私がやりました
この部分は動画をとりましたので、こちらをどうぞ
↓ ↓ ↓
⑥金箔を払って、完成です
![](https://i0.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118409.jpg?resize=224%2C300&ssl=1)
会場では、この様に展示する予定です。
![](https://i1.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/09/S__22118410.jpg?resize=300%2C169&ssl=1)
実際に触りにきてみてくださいね!
*******************
最後までお読みいただき、有難うございます。
ブログランキングにご協力いただけると嬉しいです。
よかったらここをポチっと押してくださいませ!!
↓ ↓ ↓
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: br_c_1746_1.gif](https://i0.wp.com/blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_1746_1.gif)
こちらのショップの登録作家になっています。
ハートのリフレクターチャームはこちらからご購入いただけます。
↓ ↓ ↓
刻・書・描アートへ
触覚書道刻字協会の ホームページはこちら
↓ ↓ ↓
https://shokkakushodoh.org/
刻字のワークショップ・書道教室の体験も再開してます!!
オンライン講座にも対応しています!
お問い合わせは このブログのコメント欄より お願いします。
最近のコメント