第2回『眼と指で楽しむ 書の彫刻』まであと6日 刻字のサンプル作品完成!
このところ、だいぶ気温が下がってきましたね。
来る9/29~10/2
小田急線狛江駅北口徒歩1分の 泉の森会館ギャラリー で開催するグループ展
第2回『眼と指で楽しむ 書の彫刻 ~チーム光栄 with Blind People~』
まで あと6日
今回の展覧会では、 刻字をより知っていただくために
”刻字の制作過程”
というコーナーを設けることにしました。
そこを、チーム光栄の Oご夫妻が担当してくださることになり
準備をすすめています。
今回、視覚障害の方が触ってイメージしやすく、書の払い、ハネなどが含まれている 「水」を楷書体で作ることにしました。
①まずは ”書稿” を書きます
②籠字をとります
書稿の上に薄い和紙のトレッシングペーパーを載せて、細筆で字の輪郭をとります。
(今回は視覚障害の方が触ってわかるように、特別にレーズライターでもとってみました。←普通はしません)
③籠字を取った紙を板にはり、彫り始めていきます
・まず、左半分のように、籠字の線の稍外側に垂直にノミをぐるりといれます(捨て彫りの断ち切り)
・次に、右上のようにその外側をすべて浅く削ります(捨て彫りの斫り)
・それから、今度は右下のように、籠字の線の真上から本彫りの断ち切りをいれて、周りをタッチをつけながら斫ります
④彫りが終わったら周りを着色し、字のところは朱墨を塗って、彫りの状態をチェックします
⑤ここまで Oご夫妻に作っていただいたので、最後の金箔貼りは私がやりました
この部分は動画をとりましたので、こちらをどうぞ
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⑥金箔を払って、完成です
会場では、この様に展示する予定です。
実際に触りにきてみてくださいね!
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