触覚書道刻字講座 嬉しい感想をいただきました!
視覚障害の方にも書道を楽しんでいただきたい
そんな想いで、三田の東京都障害者福祉会館で 昨年の10月から始めた 触覚書道刻字講座
当初は手探りでのスタートでしたが、第2クールにはいり、講座の内容が確立されてきました。
今回第2クールの2回目を終え、とても嬉しい感想がよせられました。
まずこの講座では1回目、2回目で楷書の基礎を学びます。
横画、縦画、転折、左払い、右払い、しんにょう、こざと、こころ 等々の筆法を練習し、筆の使い方にも慣れていきます。
これらの基礎点画を踏まえて、今回書いた字はこちら
左手で凹みをガイドしながら、こんな感じでマーカーで色もご自身でぬっていきました。
そして、ご参加いただいた A.Yさんから、嬉しい感想をいただきました。
「まずは、ただただ感激と感動です。
子供の頃お習字を習ったのも親に言われたからではなく
友達が通っていた教室に自分で見学に行き、親に頼んで入れて貰いました。子供の頃から目は悪くて弱視だったのですが、
白い半紙に筆で書く大きな字はコントラスト的にも私の目でもやりやすく、大好きな時間でした。全盲になってできなくなった事はたくさんありますが、まさかまた、筆を持てるとは思ってなかったので
この喜びは一入です。そして、何よりも、書いた文字を触れるので
自分でかけていると言う実感があります。お手本も触ってわかるものを用意してくださり、しっかりイメージして書くことができるし、
ポイントや改善点も手と言葉でわかりやすく、次につなげることができます。難しいと思うところは、バランスですかね。
目で見ていれば全体が見えるので、高さや大きさや感覚などもっと簡単に揃えられると思いますが、
触って確認だと、やはり、目で見ているようなわけにはいかないなぁと思いました。ただ、それも含めて楽しいと思ったのも事実で、上手く書けたと思えた時の達成感というか喜びはまた格別!
材料、手法、ビンにいたるまで、細部にわたるご配慮、ありがとうございます。
困る事は1つもありません^_^
また来月よろしくお願いします。」
そしてさらに追加で
「何事も、見えないからできないと、頭から決めつけてはいけないと改めて思いました。
子育てもそうだったのですが、
できない→ならば、どうしたらできるか!
ですね^_^」
まさに、私たちが目指している思いを、しっかり言葉にしていただき感動です。
できない → ならば、どうしたらできるか!
日々、この努力をされている姿に感銘をうけてます。
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