第38回日本刻字展 (第3弾:自分の作品と特別企画展)
2019/1・20~26
上野の東京都美術館で開催されていた
第38回日本刻字展
に出品した自分の作品と、特別企画展について
ご紹介します!
まずは、今回の私の作品 ”雪窓(窓の雪)”
緑の部分が ”窓” 篆文で表したもの
プラチナの部分が ”雪”
夜、部屋の中から、窓の枠を通して、深々と積もっていく雪を眺めている
そんなイメージで作品をつくってみました。
窓枠もあまり固くならないように周りをちょっと削り、中の斫りも雪が降っているイメージをだすために、丸鑿を使ってみました。
深々と降り積もっていく雪をながめながら何を考えているのかな?
そんなことが想像できる作品になったでしょうか。
さて、昨年、今年と2年がかりで展開された企画展
昨年の企画のブログはこちら
https://kokuzi.com/2018/07/08/nikkoku2018-3/
今年はいよいよ本格的な立体に挑戦ということで
・針金に粘土をつけて立体作品にする
・丸太からチェーンソーやドリルなどを使って切り出していく
の2通りのアプローチです。
企画展の会場はこんな感じになりました。
こちら”佛”という字を例にとって、立体的につくっていく制作工程の説明です。
私は針金に粘土をつけていくやり方に挑戦
”好”
という字を作ってみました。
女がぐるりと手をまわして子供を包み込んでいる → 好き
のイメージなんですが、子供がETのようになってしまった!
あと、バランスをとるのがとても難しかったです。
色々な作品が生まれました。
いったい何の展覧会?
と不思議がられもしましたが、面白い企画だと好評でした。
この体験を、刻字作品にどう生かしていけるか?
楽しみです!!
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