2018年8月の書道の月例課題はこちら:玄海819号
猛暑となった8月も終わり、気が付けば彼岸花が咲きだして、季節は秋ですね。
さて、2018年8月の月例課題はこちら:玄海819号です
今月の規定課題は 楷書 ”悠然見南山”
規定課題は 陶渕明 の ”飲酒二十首 其の五” の中からとってきてます。
読み下しは 悠然として南山を見る です。
今月のポイントは
まずは ”悠” 、この字が最初は大きくなってしまって大変でした。
次に ”然” 、一つの字としてまとまりのある形に書くのが難しかったですね。
それから”見” ”南” ”山” もよく出てくる字なので、基本的なところをしっかり押さえて身に付けたいですね。
随意課題はこちら
上段 右端が今回から ”太宗皇帝・温泉銘”(行書)、次が ”曹全碑”(隷書)、
それから 上段左端と 下段左から2番目が ”王羲之・集字聖教序”(行書)
そして下段のその他3枚は ”王羲之・蘭亭叙”(行書)
私が今回から始めた ”温泉銘” は、唐の太宗皇帝の自選・自書とされているものの拓本で、フランスのポール・ペリオ博士が敦煌から1909年に持ち帰り、現在パリの国立図書館に保管されているものです。
それを2013年に、毎日書道会主催でパリの国立ギメ東洋美術館にて日本現代書道展『SHO 2』が開催されたのを機に、最新のデジタル画像で復元し記念配布されたものが手元にあります。
それを原帖として、これから臨書していこうと思います。
まだまだ形を見るのが精一杯で、豊潤な線質を表現できるまでには至っていません。
これから、臨書の勉強をすすめて、近づけるように努力していきたいと思います。
研究課題はこちら ”孫過庭・書譜”(草書)
画数が少ないので、かえってバランスをとるのが難しいです。
こちらは、一年間継続して学びます。
仮名課題 はこちら
細字課題 と 実用書課題 はこちら
今回から、学生部の “げんかい” に 6歳になりたての S君が 初出品です。
まずは、筆を垂直にたてて、45度の角度で入って、腕を大きくまわして堂々と書けるように!
以前に学生部の ”げんかい” で習字を始めた生徒さん2人が、社会人になったいまも続けて習いにきてくれているのは、本当にうれしい限りです。
またぼちぼち、子供を教える時間を捻出して、指導していきたいと思っていますので、ご興味がありましたら
お声かけくださいませ。
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タグ:教室
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