色紙に ”和顔施(わがんせ)” を書いてみました!
お知り合いの方から 色紙の手本を書いてほしい との依頼が飛び込んできました。
字は ”和顔施”
どの様な方に差し上げるのか、そしてこの言葉を選んだ理由
をうかがったところ
居酒屋の女将さんで、独り身で苦労して子供さんを育て上げ、お孫と一緒の写真が素敵だったのでプレゼントしたいとのこと、
言葉は、瀬戸内寂聴さんが言っていたのが印象に強く残っていただので
ということでした。
”和顔施(わがんせ)” とは仏教用語で
ー智慧や財力がなくても、見返りを求めることなく善行を行うことで、良い運を授かり、幸運がもたらされる
という 「無財の7施」 <眼施・和願施・愛語施・身施・心施・床座施・房舎施>
の中の一つだそうです。
瀬戸内寂聴さんも好きな言葉としてあげておられ
ー誰に会ってもやさしい表情を見せることで、相手の心がなごむー
とおっしゃっていたとか。
なるほど、今回のお贈りするお相手のかたにぴったりの言葉ですね!
ということで、
書体は柔らかい行書がいいかな、字のレイアウトはどうしようかな
女将さんのお孫さんと一緒にいるときやお客さまへの笑顔、
でも芯は気丈なかたなんだろうな
と想像をめぐしながら、書いてみたのがこれです。
円相はその方の心の円満さを表わせたらいいな、と思って。
さて、どうでしょうか?
ご依頼者に気に入っていただけるといいなー!
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