書道講座 入門編 (ウォーミング アップ)
今日は! 書道・刻字家の ”Kousyu” です。
これから、書道の基礎講座を始めていきたいと思います。
まずは、ウォーミング アップ から
さあ、これから書道を始めていきます。
まずは姿勢を正して、でも肩の力は抜いて(丹田に気をおとすような感じです←私 太極拳をちょっとかじっているもんで)
太筆の持ち方は、単鈎法・双鉱法とありますが、要は自分の持ちやすい方で、ただし手頸は鉛筆で書くときのようには曲げないでください。
軸の真ん中あたりを持つとよいと思います。
新しい筆は穂先が糊でかためてあるので、最初に水であらって糊をとり、よくしぼり、水気をとってから使い始めます。
さて、硯の海の部分に入れた墨を筆先に半分くらいふくませ、余分な墨は硯の陸の部分で整えて、半紙に書いていきます。
すぐに、点・画・はね・はらい といきたいところですが、まずは ウォーミング アップ から (以下 私の独自の見解です)
ウォーミング アップ 1 (ぐるぐる円 を書きましょう)
脇を開けて、筆が上から糸かなんかで吊下げられているような感じで軽く握って、一定のペースで、中心からぐるぐる蚊取り線香のように円をかいていきます。
右回り そして 左回り
腕全体を大きく回しましょう。手頸をまげたりねじったりしなくても、筆の穂先がねじれながら戻って、ちゃんと腕の動きについてきます。
ウォーミング アップ 2 (横線・縦線 を書きましょう)
次に、左から右への横線、上から下への縦線を引いてみましょう。
この時、進む方向の逆から筆をいれるのが ミソ です。これは逆筆といってちょっと高度はテクニックなのですが、これをマスターしておくと、のちに隷書・篆書と進んだときに絶大な効果を発揮します。
この1と2の練習をやることにより、直線・曲線が自在にコントロールできるようになっていきます。
なので、字を書き出す前に、毎回必ずさらっとでいいから練習ましょう。
いわばピアノでいうところの ハノン ですね。
それから、練習がおわったら、硯と筆は水でよく洗っておきましょう。
筆は、穂先をもって根元の部分の墨をしっかりおとして、絞って、吊るしておくと
長持ちします。うっかりそのまま放っておくと、筆なんか固まって使えなくなってしまいますので。
鉛筆やペンとちがって、筆にはバネがあるので、このバネをうまく使いこなす事ができるようになれば、一人前です。
頑張っていきましょう!!
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