“煌めく日本の現代書巨匠展” in トリノMAO美術館 その3(記者会見)

“煌めく日本の現代書巨匠展” in トリノMAO美術館

オープニングに先立ち、11時から記者会見に臨みます。

日本を出発する折

記者会見といっても、もしかしたら全く記者の方がきてくれないかもしれない。

海外展ではそういうことも時にしてあるが、一応準備だけはしていこう、

ということで、筆と雅印は、スーツケースにいれてきました。

さて、当日どうなることやら、と思っていましたが、いざ蓋を開けてみたら、数名の記者のかたと、美術関係者の方が集まってくださり、MARCO館長から今回の展覧会の趣旨と、会長先生はじめ私達もご紹介していただきました。

 

そして、まずは会長先生の席上揮毫がスタートです。

金文(古い漢字)の“人”をいくつか書いて“PEOPLE”

漢字を視覚的に表現し、海外の方にも理解し易い作品です。

 

 

私は ”寿”を隷書で、下にイタリア語で”felicita(’)!” と書きました。

席上揮毫は毎年書道の新年会でやらせていただいてはいるのですが、やはりあがりますね!

喜んでもらってくださる方がいらして、良かった!!

こちらはあらかじめ書いて持っていったものですが、美術館のスタッフの方が、是非欲しいといってもらってくださりました。

筆と雅印、持参した甲斐がありました。

 

展覧会場での私の作品は、左下の “波紋“ です。

このイタリアで投じた一石が波紋となって、日本の書道がイタリアそしてヨーロッパに広まっていって欲しい との想いで、日本古来の墨流しで白扇に彩色し、書いてみました。

欲を言えば、もう少ししっかり広げて展示してほしかったですが…..

 

 

オープニング初日の夕方6時からの一般公開でも、200名を超す沢山の方々にご来場いただきました。

本当に参加させていただいてよかったです。

 

今、イタリアは日本ブームだそうです。日本食も人気があるし、大学の日本語学科も入学志望者が多いようです。

特にトリノはイタリアの中でも若者が頑張っている町だとか、

日本の若い芸術家のかた、本場イタリアのトリノで一旗あげてみるのもいいかもしれませんよ!!

 

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