“煌めく日本の現代書巨匠展” in トリノMAO美術館 その2(開幕)
2017/3/1 いよいよイタリア・トリノの公的なMAO美術館で“煌めく日本の現代書巨匠展”が開幕です。
そもそも今回の展覧会は、私の刻字の先生が、毎日書道会の先生方や、その他読売系、産経系、団体には属さず個人的に活躍している先生などに呼びかけ、
日本の現代書をヨーロッパでも通用する芸術として普及させていきたい
という意志の元に賛同いただいた95名の作家の作品が集結しました。
書62点、扇子21点、刻字11点、折本1点 で構成される 95点
それも、公的な美術館での開催ということにこぎつけるまでには、過去のポーランド・イスラエル・チェコ・サウジアラビアでの実績をアピールし、何度も交渉を重ねた末、その成果が評価されたからという経過がありました。
代表2名の先生は、私達より一日早くはいり、前日にトリノ大学の日本語専攻の学生たちに書道のワークショップを行うなど、話題作りと今回の取組みが一過性のもので終わるのではなく、これからのイタリアでの活動の第一歩となるようにとの想いを込めてのスタートでした。
日本国内では、やはり書道も会派があり、このメンバーでの展覧会などありえないとのこと、そして会場の飾りつけはすべてMAO美術館の学芸員のかたに一任し、日本の肩書などは一切配慮されていないこと、など海外展ならではの見どころ満載の展覧会となりました。
私達も記者会見にさきがけ、会場を見学させていただきましたが、
回廊のように続く会場に、それぞれの部屋にあった、そして作品にあった飾りつけがされており、一つ一つの作品をゆっくり対話しながら鑑賞できるとても素敵な飾りつけになっていました。和の心もちゃんといかされていて、さすが芸術の本場、イタリアの学芸員さんです!!
素敵な作品のいくつかをご紹介させていただきます。
如何でしたでしょうか!
なんと、この展覧会 ローマのブラマンテ回廊美術館で4月から6月末にかけての開催希望をうけたとか!!
ローマも行きたいな!!!
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