光栄書道会 2022年6月 書道の月例課題はこちら:玄海865号

今年の梅雨はあっさり明けたと思ったら、6月下旬なのに真夏並みの猛暑にびっくりです。


毎日書道展は審査も終わり、いよいよ13日から開幕です。

そんなこんなで遅くなりましたが 光栄書道会 2022年6月 書道の月例課題はこちら:玄海865号

規定課題は 楷書で ”違己詎卑非迷”

陶渕明 の 飲酒二十首 其の九 14番目です
”己に違うは 詎(な)んぞ迷いに非(あら)ざらんや ”

意味はこんな感じ、
”自分自信をまげていつわるのは それはまよいではないでしょうか」” 


今月は 出だしの  が大きくなりがちなのと  がバランスをとるのが難しかったですね。

 はこの手本のように 点が下に入る場合や、両方にはいって  の様に書く場合もあります。

 は縮こまりがちでした。

皆さんの一か月の取り組みの成果はこちらです。


次に随意課題はこちら

自由課題の一つ   王羲之 十七帖 の中の積雪凝寒帖 の臨書が 4名
”闊懐省足下先” と草書体で書かれています。
足下 という言葉はよくでてきますが、あなた というような意味です。

張猛龍碑 が1名
綺麗に書きすぎないことですね。

下段の3名は、蘭亭序の臨書、しばらくはこちらをしっかりと勉強していきます。


研究課題 はこちら
”米芾 ・海岱帖”

5名が挑戦しました。

今月は “又少人往還” と草書体で書かれています。

画数が少ない分、バランスが難しいですね。

細字課題 はこちら

今月は6名の参加、級位の方も積極的に書いてくるので、とても刺激になります。

仮名課題 はこちら

臨書する古筆の課題が変わっての出品です。
段の方 1名は
 小島切
流麗な中にも鋭い線筆があり、なかなか手ごわいですね。

級の方 2名は
 高野切 第三種
こちらも9級の方が初挑戦、なかなか進まなかった方達も背中を押された感じです。

実用書課題 はこちら

課題は ”季節のことば”
2名が挑戦です。
本来ならば、良い季節なんですけどね。今年は早くから暑い!

条幅部 はこちら

今月は2名の出品となりました。



   

さて、学生部毛筆課題 はこちら
新学年にもなじみ、学校行事も再開されて、いつもの生活が徐々にもどりつつあります。

5・6年と中等部の課題は、基礎点画がしっかりできていないとなかなか難しいですね。

今月から可愛い1年生が2名加わりました。

学生部硬筆課題はこちら

課題は ”神社・お寺・家の屋根の形について” です。
入母屋、切妻 という言葉 なかなか知らないですよね。

瓦屋根をしらない というお子さんもいました。

ここからは、写真版になった作品の紹介です。

半紙部
隋意作品で僭越ながら私
講評:筆線の強さ原帖の筆意を反映

規定課題で
S.H.さん 
講評:字々真剣に書し充実の優美作

な部では 僭越ながら私
講評:筆致明快にしてゆとりある作 見事

学生部では

毛筆部当選作品に 
小学4年の  M.Y さん

今回の課題は  の左払いと  の右払いが重なるので、とても難しかったですね。



硬筆部当選では
小学6年生のN.I さん

そして 小学4年生の M.Y さんと 同じく4年生のH.Kさん

今回も3名が写真版です! みなさん頑張ってます・

写真版になった方々、おめでとうございます!

さて、いよいよ毎日書道展が 7月13日からスタートします。

私の刻字作品は 六本木の新国立美術館で 7・13~25(火曜日休館、水曜日は午後1時から)
公募入選した方々は 上野の東京都美術館で 7・18~24(7・19は休館)

展示されます。


入選された方々の作品は、後ほどご紹介しますね。

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