光栄書道会 2021年6月 書道の月例課題はこちら:玄海853号
このところ、梅雨前線が活発で、
突然、強い雨が降るのが、これまでの梅雨とはちょっと違う感じですね。
水害に見舞われた方々、お気の毒です。
さて、光栄書道会 2021年6月 書道の月例課題はこちら:玄海853号

規定課題は 楷書で ”倒裳往自開“
陶渕明 の 飲酒二十首 其の九 二番目に入りました。
”裳(もすそ)を倒(さかし)まにして往(ゆ)きて自(みずか)ら開く”
意味はこんな感じ、
”着物の上下も間違えるほど慌てて出て行って自分で門を開いた” (大野修作先生訳)
先月に続き今月の課題でも、門構えがでてきました。大分書き慣れてきたでしょうか。
出だしの ”倒” が幅が広くなっていがちですし、次の ”裳” は上下のバランスが難しい字ですね。
一方 ”往” と “自” は画数もすくなく 小さくなりがちでした。
皆さんの練習結果です。

次に随意課題はこちら

6名は 引き続き 王羲之 十七帖(草書)の臨書です。
今回も独特の草書体でなんていう字を書いているのか分からない という声が聞こえました。
ちなみに ”似夢中語耶” って書いてあります。
下段の2名はまずは蘭亭序から。
四回目で王羲之の特徴に大分慣れてきましたね。
研究課題 はこちら
”太宗皇帝・温泉銘”
今年の課題は 太宗皇帝の「温泉銘」です。
今月は四文字となりましたが、これもまず最初の ”窮” の “身”の部分がちょっとわかりにくいのと
最後の ”欝” の字が大きくなりすぎて 全体のバランスをとるのが難しかったですね。
今回もなかなかの難題でした。

細字課題 はこちら

今月も 6名が参加
みなさん、字の大きさはうまく入るようになりましたね。
仮名課題 はこちら

仮名課題は いつものごとく古筆の臨書になります。
段の方は 関戸本古今集(右2つ)
級の方は 高野切第一種(左)
もう一年以上この臨書課題をやっているので、みなさんだいぶ慣れてきましたね。
実用書課題 はこちら

手紙を筆でサラサラと書けるとカッコイイですよね。
今月の 条幅部 は こちら
今回は2名のみです。
最初は字形をとるのがむずかしかった行書も、大分慣れてきましたね。

さて、学生部 はこちら

小学5,6年生の課題は、漢字が難しいですね。
みなさん基礎点画をしっかり学んでいきましょう。
今回、幼稚園年長さんになった T.Iちゃんが デビューしました!
硬筆課題はこちら

ここからは、写真版になった作品の紹介です。
まずは条幅部で S.Oさん
講評:動きのよい作だが墨量が不足

規定でもS.Oさん
講評:落着いた線質の楷書充実作也
と H.N さん
講評:起筆走筆終筆全てに優れ良作


随意課題でJ.Kさん
講評:動き良く形を捉えて纏まり良

かな部で
私
講評:丁寧に書して美しい作です
と
S.Mさん
講評:もう少し穂先を立てて書くとよいでしょう

最後に学生部から
小学3年生の S.I君
大分安定してきましたね。

硬筆部では先月に引き続き
小学4年生の T.Tさん

写真版になった方々、おめでとうございます!
以上、みなさん 今月も頑張りました!!
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