光栄書道会 2021年1月 書道の月例課題はこちら:玄海848号
気が付けばもう2月、どうやら東京の緊急事態宣言は3月7日まで延長になるようですね。
そんな中、光栄書道会は足を止めず、生徒数を分散させて、教室での指導を続けています。
さて、今月の競書はこちら 玄海848号

規定課題は 楷書で ”提壷挂寒柯“
陶渕明 の 飲酒二十首 其の八 7行目
”提げたる壷を 寒(ふゆ)の柯(えだ)に掛け”
意味はこんな感じ、
”提げできた徳利を、私はその冷たく固い枝に掛け” (大野修作先生訳)
今月の課題では、”壷” という字が扁平になりがちだったのと、”柯” のバランスがちょっととりにくかったですかね。
皆さんの作品はこちらです。

規定課題
次に随意課題はこちら

このところ
5名は 王献之 尺牘(行書)「地黄湯帖」の臨書、こちらは今月で終わりになります。
上段左端は、吉田栖堂先生の書かれた行書千字文を参考に
下段右端は、欧陽詢 「九成宮醴泉銘」の臨書に挑戦しています。
やはり行書千字文は 文字数が縦4文字なで、どうしても小さくまとまってしまいがち、なんとか吉田先生のゆったりした感じが出せるといいですね。
「九成宮醴泉銘」は 楷書の代表作、重厚な線質がだせるように頑張って臨書してみてください。
研究課題 はこちら
”褚遂良・雁塔聖教序”

一年かけて臨書してきたこの原帖も、いよいよ今回で終わりです。
昨年この課題を始めた時には、とても線が細く感じました。やっていくうちに、一本の線の中でも筆を釣り上げて筆圧を変化させ、力まず伸びやに引く速度感がとても良い勉強になりました。
1月号からは、雰囲気が変わり、太宗皇帝の「温泉銘」が始まります。
細字課題 はこちら

今月は 6名が参加
皆さん、配置はよくなってきました。時折、字の懐が狭くなりがちなのが気になります。
仮名課題 はこちら

仮名課題は 古筆の臨書になります。
段の方は 関戸本古今集(右)
級の方は 高野切第一種(左)
大分流れがよくなってきましたね。
実用細字 はこちら
今回は一人だけでちょっと淋しかったです。

今月の 条幅部 は こちら

今回は5名の参加、みなさん、思い思いのものに取り組まれています。とにかくまずは書くこと、それ以外に上達の方法はありませんよね。
さて、学生部はこちら

小2のS.I君 ”か” 結構むずかしい。
小1の H.M君 随分筆使いがしっかりしてきました。
年長さんの K.I君 ”え” が背が高くなってしまいがちで、苦労してました。
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
今回も S.O さんが 4作品と大活躍です。
でまずは 条幅部で S.O さん
講評:懐の広い運筆が観られ好感作

規定課題で こちらも S.O さん
講評:温和整斉なる筆致で書品あり

研究部でも S.O さん
講評:慎重に原帖を好も

細字部 では二人
S.Mさん
講評:左行3文字稍小なるも力籠り秀美
S.O さん 4回目
講評:布置よく軽妙に書し整然たる優美作

実用書部 では僭越ながら私
講評:筆力ありよく纏っていて美しい
有難うございます。

年明け早々、光栄書道会 写真版に沢山のり、幸先のよいスタートです。
コロナに負けず、頑張っていきましょう!!
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