第20回扶桑印社展 に行ってきました!


12月にはいり、銀座の展覧会は大分開催されるようになってはいますが、
コロナ感染者数は増加の一途、予断を許さない状況ですね。


そんな中
銀座のセントラルミュージアム銀座で
12/15(火)~20(日) まで開催された
第20回 扶桑印社展
にお邪魔しました。

扶桑印社は、篆刻を専門とする篆刻家たちが集まった社中で、会場内の壁面は印影で埋め尽くされていました。

今年は扶桑印社創立20回展にあたることから、
顧問 關正人
代表 遠藤彊
運営委員長 稲村龍谷
の三人展が企画され、会場のケースの中には、印と印影が並べて展示されており、頒布会も行われていました。

その中でも目を引いたのが、こちらの額装の作品

幸いなことに、稲村龍谷先生がお声をかけてくださり、ご自身の作品の説明をしていただきました。

一枚の用紙の中には、それぞれ一つの熟語
”能蔵拙”、”逍遥游游”、”幽意閑情”、”琴書樂”、”墨禅”
を彫った5種類の印影が押されていて、
それを5枚合わせて額装されているとのことです。
それぞれの印を囲んだ形の円も、ご自分で版木を作って刷られたんですって。

印影をこの様な表現で一つの作品にしたものは初めて見ました。
同じ言葉を彫ったという5個の印がそれぞれに協調し合い、とても興味深く拝見しました。

稲村先生は主に漢の時代か、そのちょっと前の時代の印を研究され、そこをご自身の作品の基礎にしていらっしゃる とのことでした。

どちらかというと難しい思ってしまう篆刻ですが、その小さなスペースに無限の宇宙観を表現する、とても楽しいものなのですね。

”自分の手元にもっていたい、と思ってもらえる作品を創るのがプロの仕事”

稲村先生のお言葉、心にしっかりと受け止めました。

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