光栄書道会 2020年8月 書道の月例課題はこちら:玄海843号

東京は連日ものすごい猛暑でしたが、雨のお陰で、少しは楽になりましたね!

 

今年のお盆休みは例年とは異なり、帰省を取りやめた方もかなりいらっしゃったので、帰省ラッシュという言葉はニュースに上がりませんでしたね。

連休明け、光栄書道会の書道部、7月号の作品を提出しました。

 

さて、今月の競書はこちら 玄海843号

規定課題は 楷書 ”衆草没其姿”

陶渕明 の 飲酒二十首  其の八 2回目
衆草 その姿をなす

意味はこんな感じ、
”雑草に覆われて その姿は見えない” (大野修作先生訳)

今月の課題は、””という字が 私たちが見慣れている字とはちょっと違った形で書かれてます。

この中で一番バランスがとりにくかったのは ”姿” 、
女 の書き方がうまくいかないと 字の中心がずれてしまうのですが
皆さん上手く書かれていました。

次に随意課題はこちら

先月から
ほとんどの方は
王献之 尺牘(行書)「地黄湯帖」
一人だけ
顔真卿 「祭姪稿真蹟本」
を練習してます。

お教室では、原帖の方をみて臨書してもらってますが
吉田栖堂先生の臨書と原帖を見比べてみるのもとても良い勉強になると思います。

「地黄湯帖」ダイナミックな動きですね。

 

研究課題 はこちら

”褚遂良・雁塔聖教序”

 

これを 一年かけて臨書していきます。
細い鋭い線の中にも抑揚があり、形をとるのは難しいでしが、なにか引き込まれるものがありますね。

今回は下二文字が大きくなるので、纏めるのが大変でした。

 

仮名課題(上段と 実用細字(下段) はこちら

仮名課題は 古筆の臨書になります。

段の方は 関戸本古今集(右二つ)

級の方は 高野切第一種(一番左)

3回目になるので、やっと慣れてきた感じです。

 

細字課題  はこちら

今月も 7名が参加

字形をとるのが難しいところがありました。

 

 

 

 

今月の 条幅部 は こちら

5名の方がチャレンジです

というか、私が久しぶりに隷書で出品してみました。

1級の J.Kさんは 秋の昇格試験で条幅課題があるので
それに備えて 行書初挑戦 頑張ってます!!

 

さて、学生部は

小2、小1、幼稚園の年長さんと 3人体制。

年長さんの K.I君 大きく堂々と書けました。

小学生の二人は、硬筆がとてもうまくなってきました。

 

 

ここからは、写真版になった作品の紹介です。

 

条幅部 では 常連の S.O さん

講評:慎重に書し美しく安定した作
行書の作品の書きっぷりも、だいぶ板についてきましたね。

 

随意部 では

引き続き S.O さん
講評:運筆に澱みなく原帖観察で佳

 

と J.K さん
講評:筆よく活躍し美しい動きあり

 

お二人とも、筆がよく動いているとの講評は嬉しいですね!

 

ここからは、滅多にないことですが、 3部門で写真版にのせていただいた 私の作品です。

仮名部

講評:生彩のある努力作です

 

細字部

講評:骨太のしっかり安定した優美な作品

 

実用部

講評:正確な筆運びですが柔軟性も加えたい

こんなに載せていただいて恐縮です。

でも、まだまだですね・・・

 

 

そして 学生部 

毛筆部で 小2の S.I君、小1の H.M君が 揃って載りました!!

 

これは、嬉しいですね!

 

写真版になられたみなさん

おめでとうございます💛

 

来春はじめに開催予定だった
日本刻字展
が延期されるという通知がきました。

光栄書道会の刻字部のみなさんは、さあ、これから作品づくりに取り掛かろうとしていたので
ちょっと残念、
でもこれは現在の状況からみてやはり英断だと思います。

大きい展覧会は審査するとき密になってしまうので、当分は厳しいかも。

でも、何もしないで時間をすごしてしまうのは
勿体ない

こういう時こそ、できることをしていきたいと
思ってます。

 

みなさん、ご協力をよろしくお願いします!

 

 

 

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