できました!!生徒さん達の力作!

来る 2/16(木)~21(火)まで 上野の東京都美術館で ”第36回 日本刻字展” という公募展が開催されます。

それにむけて、私の教室からは3名の生徒さんが、それぞれの想いを込めて取り組んできた作品が遂に完成しました!

今日は一足先に、それをご紹介したいと思います。

 

刻字作品: 天地

Y.T.さん (刻字歴6年目 60代前半 女性)

”天”の部分は字のまわりを彫り落とす凸彫りで金箔を貼ってます。

”地”の赤いところは逆に字の部分を彫りこんで赤いアクリル絵具で彩色し回りはプラチナ箔、金色の部分は天と同じ凸彫り

毎回、いろんな彫り方に挑戦し、今回は一つの作品の中に凸と凹をアレンジしたコンビネーションにチャレンジしました。

 

 

刻字作品: ”塁”

 

T.N.さん (刻字歴3年目 60代前半 男性)

とにかく思いっきりガンガン彫るのが好きという凸彫り派

”塁” 砦・積み上げる という字のイメージから、まわりを階段状に落としてサイドを塗り分けています。見る方向によってラインの色が変わるという、刻字ならではの立体表現です。

 

 

K.K.さん (刻字歴3年目 60代前半 女性)

 

凸の2段彫りに挑戦!朋の字の周りを一度落とし、ONE FOR ALL を残して回りをさらに落しています。ONE FOR ALLの部分はアクリル絵の具で彩色、朋はプラチナ箔を貼ってしあげました。2段彫りにしたことで、よりメッセージ性が伝わります。

 

 

如何でしたでしょうか。

どの作品も、自分の想いがとてもよく表現されていて、刻字ならではの醍醐味を存分に発揮できている素敵な作品だと思います。

 

刻字って、彫りあり、色あり、とても自由度が高く、作品のアイデアを考える段階から、書稿作成、そして彫り、着色と自分の作品を育てあげていき、完成したときには達成感があじわえる、とても楽しくそしてやり甲斐のある芸術だと思ってます。

 


追伸: なんと3名とも、”佳作” に選ばれました! おめでとうございます!!

会場で見るのが楽しみです。

 

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