書と刻の響 vol.6 2人展に行ってきました!

2024年11月5日~10日まで、東京銀座・鳩居堂画廊3階で開催されている
秋山青桃 先生  木村朱炎先生の 2人展
を拝見してきました。

秋山青桃先生は立体書道会を主宰する刻字家、刻字の中でも特に立体表現で作品を発表されてます。

木村 朱炎先生は清風会を主宰され、新興書道展では秋山先生とご一緒に活動されています。



会場内は 木村朱炎先生の書と、秋山青桃先生のダイナミックな刻字作品が程よく配置され、静と動が調和した空間となっていました。

秋山先生は、刻字作品について、材質、彫り方、着色の仕方などの私の質問に対して、快く教えてくださいました。

あえて字を書かず、木の持つ生命感を鑿の彫りあとで見せたこちらの作品は新しい試みでしょうか。

今年の立体作品は 龍
こちらは針金で形をつくり、その周りに紙粘土で肉付けをして作られた作品です。
なんだかタツノオトシゴみたいで、愛嬌がありますね。


その他にも、凸で浮き出た字の表面に鑿をいれて筆勢を表現する秋山先生独特の表現、
仕上げは鑿で字を書いている感じ一気に斫っているくそうです。


鑿あとが冴えわたります。

力強い作品を拝見できました。

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