壮年修学旅行復活 今回は下田の上原美術館へ!
中学校の同級生たちでの年に一度の旅行
コロナで中断していたものが今年は復活
今回は皆とゆかりのある 下田の上原美術館 にいってきました。
新宿から下田まで乗り入れている踊り子号で3時間弱
途中の車窓からの雪をまとった富士山を右手にみてから伊豆半島を下ります。
伊豆大島も近くに見えます。
下田駅からはタクシーで上原美術館にむかいました。
タクシーの運転手さんは上原家についてとても詳しい方でした。
さすが地元の名士ですね。
上原美術館は、大正製薬の名誉会長 上原昭二氏のご両親(正吉:小枝ご夫妻)が設立した仏教館と
昭二氏が寄贈した絵画コレクションからなる近代館
の2つの建物からなっています。
ちょうど今は「春の訪れ」をテーマとし展示がされていました。
まずは近代館へ
モネ、ルノワール、ピサロ、ピカソ、マティス、、、
梅原龍三郎、横山大観、安井曽太郎、須田国太郎、、、
と錚々たるメンバーの春にまつわる作品が並んでいます。
学芸員さんから、その絵がここに辿り着くまでのエピソード、購入したいと待ち続けた想い、ご家庭に実際に飾られていた家族の歴史、などを伺いながら一つ一つ丁寧に拝見していくと、なんだかその作品に親しみを感じました。
その中でも印象に残ったのがこちらのアンリ・ルソーが晩年に両親をおもって描いたという20センチほどの小さな絵
これは、藤田嗣治が愛蔵していたもので、奥様が亡くなられたときに絵を大切にしてくださる方のもとに譲って欲しいということで、昭二氏の手元に来た作品なんだそうです。
それぞれの作品が色々な運命をたどりながら、ここに行き着いたのですね。
それを知ることが出来る、これこそが個人美術館の良さなのだと感じました。
仏教館の方は、大きな部屋に仏像がたくさん並んでいました。
この中には,静岡県内のお寺などからお預かりして保存しているものもあるそうです。
奈良・平安時代に作られたものが、地元にまだ残っていることが素晴らしいですね。
また、あるお寺からごっそり出てきた木造の破片たち
貴重な研究材料となりますね。
こちらも、やはり学芸員さんの説明があったので、とても興味深く拝見することができました。
自然に囲まれてゆったりとした時間を過ごすことができました!!
ご対応いただいた職員・学芸員の皆様 有難うございました。
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