光栄書道会 月例競書誌が2023年4月号より聖筆に変わりました

72年続いた 玄海誌 の終刊にともない、光栄書道会では4月より 聖筆 にお世話になることにいたしました。

玄海社から移籍するにあたっては、ほぼこれまでの段・級を考慮していただき、
私も新役員として入れていただきました。(写真の顔がこわばっている・・・)

聖筆の半紙規定課題は 「書譜」

「書譜」は撰書者である孫過庭により草書で書かれた真跡草稿本が台北故宮博物館に現蔵されている。
内容は、王羲之を典型に据え、漢魏以来の能書家を品第し、書芸術の価値および学書の理念を論じており
中国における代表的書論である。
全文3727字(二玄社 書譜 解説 西林昭一 より)

この書譜を 聖筆主幹の 星野聖山先生 が楷書で揮毫されたものが月例課題となっています。

4月号 規定課題は 「峯杪一點之内」 ” 峯杪 に(変じ)一点の内”

ここで  は 訓読みだと こずえ と読む字です。

皆さんの作品はこちら

これまで学んできた玄海社と若干筆法のちがいがありますが、 皆さん頑張ってます。

随意課題はこちら

興福寺断碑 が4名
智永千字文 が1名
曹全碑 が1名
これまでやってきている蘭亭序を続けている人が 5名

となっています。

今回は 

条幅部に 3点

仮名部に 3名

実用細字部に 2名

あとは、みなさん これからご自分のペースで提出の種類をふやしていきます。

教育部(中学生まで)
毛筆部はこちら

硬筆部はこちら

4月は玄海誌と両方に提出だったので、皆さん大変でした。

これからはじっくりとやっていきましょう!

4月号に成績がのるようにと 半紙規定と随意はお試しで競書をださせていただきました。
その結果、写真版に数名のせていただきました。

範規定 で私

師範随意で私

優秀作品
規定部で S.O.さん(女性)
審査所感:端正でバランスのとれた作品

S.O.さん(男性) (右下)
審査所感: 確りとした送筆でおおらかな作

S.H.さん(左下)
審査所感: やや滲みきになるも形意は可

随意部

S. S. さん(中央下)
審査所感: 丁寧な送筆で温和な蘭亭序臨なり

教育部
毛筆・硬筆ともに

M.Y.さん(右上)

写真版になられた方 おめでとうございます。

聖筆はこれまでの玄海社より会員数が多いので、その中で写真版になるのはこれまで以上に大変なことです。

皆さん、頑張っていきましょう!!

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