光栄書道会 2023年3月号(4月20日締切り) これが最後の玄海誌月例課題:玄海875 号
いよいよ本誌を以て、72年続いた玄海誌が終刊となります。
私が玄海社にはいったのが昭和54年(1979年)ですから、43年間、多分出産のときに1・2か月休んだくらいで、ひたすら毎月月例競書は提出していたので、私にとっても寂しさで一杯です。
玄海誌が終刊になっても書友のみなさまが路頭に迷うことないように、新たな競書誌「聖筆」への移行のお手伝いができて、良かったと胸をなでおろしています。
いよいよ最後になりました 光栄書道会 2023年4 書道の月例課題はこちら:玄海875号
規定課題は 楷書で ”少許便有餘”
陶渕明 の 飲酒二十首 其の十 8番目です。
”少許にして便(すなわ)ち余り有り ”
意味はこんな感じ、
”それは少しばかりであり 余裕もでてくる” (大野修作先生訳)
今月は 最初の 少 が小さくなりがちで全体のバランスをとるのが難しかったですね。
皆さんの一か月間の練習の成果がこちらです。
次に随意課題はこちら
張猛龍碑 が 1名
曹全碑 が 1名
蘭亭序 が 4名
興福寺断碑 が 2名
行書千字文 が 1名
と総勢9名ですが、バラエティーに富んだものになりました。
研究課題 は1月号から
唐の”歐陽詢 ・皇甫誕碑” に変わりました。
やっと 歐陽詢の背勢の筆法に慣れてきましたね。
今月も 6名が挑戦します。
細字課題 はこちら
今月も8名の参加です。
先月に続き行書の細字、
入筆を逆筆で入ることで、行書でも弱くならないように書くのがコツですね。
仮名課題 はこちら
今月は3名参加でした。
段位 3名は
小島切
級位 1名は
高野切 第三種
の臨書です。
競書での古筆の臨書はこれで終りになってしますので、なにか自分で一つ決めて続けていくことが必要だと思います。個別に指導していきますので。
実用書部課題 はこちら
課題は ”季節のことばを書く”
こちらもこの形のものは終わりになり、聖筆ではペン字部に移行します。
条幅部 はこちら
今月は3名の出品となりました。
2名が楷書に挑戦
頑張ってます。
さて、学生部毛筆課題 はこちら
今月は、16名の出品となりました。
中等部と高学年の課題は難しかったですね。
学生部硬筆課題はこちら
課題は <棟方志功とその作品について> です。
2年生の課題の漢字が難しかったですね。
こちらも15名が参加しました。
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
半紙当選
S.O.さん(左下)
講評:十七帖構成筆勢共に品格あり
A.O.さん(中央下)
講評:丁寧な書き振りで原帖に迫る
かな部では 初の写真版 S.S.さん
講評:線質は未だしも丹念に書した努力作
頑張ってきた甲斐がありましたね。
おめでとうございます。
さて 学生部では
今月の注目作品に
小学5年の M.Y.さん
講評:四文字ともバランスがよく取れて立派な作品になりました
毛筆部当選に
中学2年の A.Y.さん
小学5年の S.I.くん(右下)と
小学5年の H.K.さん(左上)
5年生が3人全員写真版です!!
小学4年の R.T.さん
硬筆部当選では
小学5年の H.K.さん
と小学3年の
S.I.さん
が掲載されました。
写真版になったみなさん、おめでとうございます!
玄海誌は特別号として、2回分の写真版と成績のみ掲載されたものを発行して、完全に終了となります。
あと少しで月刊誌の編集作業は終了となります。
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