光栄書道会 2022年5月 書道の月例課題はこちら:玄海864号
5月の大連休もあっという間に終わり、そろそろ梅雨入りですかね。
光栄書道会 2022年5月 書道の月例課題はこちら:玄海864号
規定課題は 楷書で ”紆轡誠可學“
陶渕明 の 飲酒二十首 其の九 13番目です
”轡(たづな)を 紆(ま)ぐること 誠に学ぶべきも ”
意味はこんな感じ、
”最初の意思を曲げての方向転換は学ぶべきなのかもしれませんが”
今月は とにかく 轡 と 學 がバランスをとって書くのが難しかったですね。
画数が多いので、筆先をしっかり立てて書かなくてはつぶれてしまいますが、あまりに慎重すぎて
細い線で縮こまってしまってもいけないし。
そんな課題でしたが、皆さんの一か月の取り組みの成果がこちらです。
次に随意課題はこちら
自由課題の一つ 王羲之 十七帖 の中の積雪凝寒帖 の臨書が 4名
”雖時書問不解” と草書体で書かれています。
雖 や 解 はなかなか読めないですよね。
張猛龍碑 が1名
中心の縦画を右側にずらして書くことと、字形をやや扁平にするのがコツですね。
下段の4名は、蘭亭序の臨書、とても良い本を入手したので、じっくり勉強していきます。
研究課題 はこちら
”米芾 ・海岱帖”
6名が挑戦しました。
今月は “日短不能昼眠” と草書体で書かれています。
字の大小、墨量の変化が難しいですね。
細字課題 はこちら
今月も昇格試験でこちらまで手がまわらなかった方もいて、5名の参加になりました。
仮名課題 はこちら
臨書する古筆の課題が変わっての初出品です。
段の方 2名は
小島切
繊細流暢な流れのなかに鋭い線筆をいかに出せるかですね。
級の方 1名は
高野切 第三種
こちらは、癖もなくゆったりとした筆致で、初級の方が学ぶにはとれも適切な古筆だと思います。
実用書課題 はこちら
課題は ”お祝の手紙”
2名が挑戦です。
手紙がこんな感じでスラスラ書けるとカッコいいですね。
条幅部 はこちら
今月も常連さん達が昇格試験の課題にとりくんでいるため、出品は私のみとなりました。
さて、学生部毛筆課題 はこちら
みんな学年が一つあがったので、新しい課題に慣れるまでちょっとかかるかしら。
学生部硬筆課題はこちら
課題は ”作並温泉の平賀こけしについて” です。
そういえば昔、うちには旅行のお土産に集めた小さいこけしがありました。
今の生徒の中には、こけしって何? 首をかしげる子供もいます。
それにしても、こけしに色々な系統があることは知りませんでした。
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
半紙部で
僭越ながら私
講評:正しい骨格で筆力が十分の作
S.H.さん
講評:小規模も字形整い安定の作
R.K.さん
講評:蘭亭序臨筆線躍動し見事です
お二人とも初掲載 おめでとうございます!!
研究部では男性の方の S.Oさん
講評: 丁寧に原帖を学び形捉う
着実に実力がついてきてますね。
かな部では 僭越ながら私
講評:連月正確な文字表現感服 行間は一考
細字部でも 私
講評:熟達した筆致で温雅に纏め優美な作
実用部では 常連の S.O.さん
講評:細部まで慎重に書して見事な作
実用部に最近出し始めたので、これから期待できますね。
学生部では
毛筆部当選作品に
小学4年の M.Y さん
小学3年の R.Tさん
硬筆部当選では
中学1年生の A.Y さん と M.Fさん
そして 小学6年生のN.Iさんと 4年生のM.Yさん
なんと4名も写真版です!! これは快挙です!!!
写真版になった方々、おめでとうございます!
春季昇格試験も提出が終わり、これからは7月締切の誌上展にむけて、何を書くか
考えていきましょう!
刻字部では 目下5名が 6月末に締切の毎日書道展への出品作品の制作に日夜とりくんでいます。
色々やる事があって大変ですが、それも遣り甲斐ととらえて進んでいきましょう!
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