第21回臨池会新春展に行ってきました!

昨年10月頃にはコロナ感染者数もぐっと減り、展覧会活動も賑わいを見せ始めてきていましたが、このところのオミクロン株による感染者数の急増が、心配されるところです。

そんな気分を吹き飛ばすかのように
第21回臨池会新春展が
東京銀座画廊で
2022/1/14(金)~16(日) まで開催されました。

今回は最終日に拝見させていただきました。

臨池会は、杉岡華邨先生により創立された奈良に本拠地を置く大きな仮名の書道会で、高木厚人先生が現在理事長を務めていらっしゃいます。

その中で、この新春展では、臨池会幹部と関東会員の作品が展示されています。

会場に一歩足を踏み入れると、広々とした会場に鮮やかな作品がゆったりと迎えてくれます。

まず目がいくのは  杉岡華邨先生 の作品を中心に、左に顧問の 楢崎華祥先生、右に理事長の 高木厚人先生の作品が並んでいるところ

皆さん、足を止めて食い入るように見つめていかれます。

そしてこちらが、いつもご案内をくださる 稲葉淳子先生の作品

今年は、茶道の先生をなされている方からのご依頼で作られた作品だそうです。

いつも書かれている大字仮名とはちょっと趣が異なり、とても上品な中にも芯の強さがある茶掛けにふさわしい作品に仕上げられ、こちらもまた素敵でした。

会場内には、それぞれの個性を表現した、情緒豊かな作品が並んでいました。

第2室には多くの関東会員の方の作品が展示されていました。

日本ならではの仮名の優美な空間に身をおき、
そしてなにより近々100歳をむかえられるという私の中学・高校の大先輩でもあられる楢崎先生が、
お元気で今年も新作を発表されているそのお姿に、感銘をうけました。


会場で直にご挨拶もさせていただき、自分ももっと頑張らなくては、と想いを新にしました。

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