書・六人展 圧巻です!
2021/9・1(水)~7(火)
上野の森美術館 で
書・六人展
が開催されています。
毎日書道会の大御所の先生方6人
鬼頭墨俊 80歳
石飛博光 80歳
船本芳雲 79歳
辻元大雲 78歳
仲川恭司 75歳
柳 碧蘚 73歳
が一堂に会すという凄いもの
多分 歴史的な書道展になるのでは
と期待を膨らませて、初日の午前中にいってみました。
まず会場に入って驚いたのが、壁を埋め尽くす 超大作の数々
上野の森美術館って こんなに天井が高いんですね。
この展覧会の構想は、2015年にフランスのギメ美術館で「現代日本の書 代表作家パリ展」に参加したおり、
オランジェリー美術館でモネの「睡蓮」を目の前にして、観客をぐるりと取り囲む異空間の部屋のなかで
こんな雰囲気の中で書展ができないか
と石飛先生と船本先生が話されたのがきっかけとか。
それができるのは、上野の森美術館しかない ということであたりをつけたら4年先まで予約がうまっていて
2021年に開催することになったそうです。
でもその時点では、コロナ禍は全く予想できない状態でしたから、また、作品に込める想いも違ったものになってきたのでないでしょうか。
開催初日とあって、6人の先生方は揃って会場においでになりました。
みなさま、とても晴れ晴れしい表情をされていて、前代未聞の展覧会を それも気心のしれたお仲間で開催できた
という喜びにあふれているようにお見受けしました。
作品の配置だけ、まずは壁面をくじで決めて、あとは特に相談しあったりもせずに、各自思い思いに作品をつくられたとか
それぞれの先生方が独自のカラーをもたれて、キャプションにはあえてお名前をいれずに色でわかるよにした展示方法も興味深いものでした。
図録もそのカラーで分れています。
それにしても、6名の先生方の作品が、ぶつかり合うことなくとても自然に存在していて
これぞまさに 阿吽の呼吸 なのだと感じました。
巨匠の先生方の熱量に圧倒されます。
そして、これらの超大作の作品の制作を支え、この展覧会を実現させるのに奔走された
お弟子さん達の支え というものも ひしひしと感じました。
とにかく凄い展覧会です。
可能であれば、是非、ご自身の目で、この世界観を体感することをお勧めします。
展覧会の模様は、会期中毎日14:00よりyoutubeにてライブ配信されます。
書・六人展チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCe-kLEZKhIDgdFbElx6nltg
また、毎日新聞社のウェブサイト
書のひろば
https://shonohiroba.jp
で展覧会情報がご覧いただけます。
実際に拝見できて、感無量です!!
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