光栄書道会 2021年5月 書道の月例課題はこちら:玄海852号

東京もいよいよ梅雨入りのようですね。


6月1週目に開催したグループ展に精力を集中していて、大変遅くなりました。

光栄書道会 2021年5月 書道の月例課題はこちら:玄海852号

規定課題は 楷書で ”清晨聞叩門

陶渕明 の 飲酒二十首  其の九 に入りました。
清晨くをき”

意味はこんな感じ、
”清々しい朝早く 門を叩く音にたたき起こされ” (大野修作先生訳)

今月の課題では、門構えが二つ 特に ”” は門構えのなかに 耳 が収まるように右縦画は左より長めに書き、払いもあまり大きくしないのがコツですね。

 ”” は画数が少なく、がバランスがとりにくいうえ、小さく見えてしまうので難しい課題でした。

皆さんの練習結果です。

次に随意課題はこちら

6名は 引き続き 王羲之 十七帖(草書)の臨書、
画数が少ないだけに左右の行のバランスをとるのがむずかしいですね。

下段の2名は行書が初めてなので、まずは蘭亭序から。
三回目で王羲之の特徴に少し慣れてきた感じですね!

研究課題 はこちら

”太宗皇帝・温泉銘”
今年の課題は 太宗皇帝の「温泉銘」です。

まず、右列二番目の字が ”” ということを意識して書かないと なんという字を書いているのか分からなくなってしまいますね。
塵” と ”” は大きくなりがちなので要注意
” の旁の中心が下に行って右に逃げてしまわないように気をつけないといけませんね。
今回はなかな難題でした。

細字課題 はこちら

今月は 6名が参加
字の懐が狭くなりがちなのが気になります。

仮名課題 はこちら

仮名課題は いつものごとく古筆の臨書になります。

段の方は 関戸本古今集(右2つ)
級の方は 高野切第一種(左)

もう一年以上この臨書課題をやっているので、だいぶ慣れてきましたね。

実用書課題 はこちら

熨斗袋の表書きとかによく使われる言葉ですので、しっかり書けるようになると実践力になりますね。

今月の 条幅部 は こちら

今回は4名の参加です。
みなさん、行書にも大分慣れてきましたね。

さて、学生部 はこちら

小学3年生以上の課題は結構難しかったですね。
基礎点画をしっかり学んでいきましょう。

硬筆の方が、字形をしっかりとらえて書けてますね。

ここからは、写真版になった作品の紹介です。

まずは、隋意部でご夫婦そろって(イニシャルが同じ)の写真版 なかなかないことですよね!
S.Oさん(奥様:写真右)
講評:真摯に取組み筆意溢れる力作

S.Oさん(旦那様:写真左)
講評:原帖を良く観察し流麗に好臨

もう一方 H.N さん が載ってます。まだ教室にはいられてまもないですが、学生さんの時にやっていらしたとのこと、流石ですね!
講評:懐の広い暢びやかな蘭亭序臨

研究部でも S.O さん
講評:温雅にして気品高き秀逸

細字部でも S.O さん
講評:師の筆意を学び明快な作 落款含め佳

実用書部では 私とS.Mさん
私の講評:穂先を利かし安定した作
S.Mさん:温雅で落ち着きあり 穂先を立てて書くと更に良い

最後に学生部から
書き初めから入会した 
小学4年生の T.Tさんが、今月は硬筆で写真版にのりました。

おめでとうございます!!

新しく入会した生徒さん達も大分慣れてきました。
今後の上達が楽しみです。

刻字部の有志の方達は 毎日書道展出品にむけて最後の追い込みです。

頑張りましょう!!



*******************

最後までお読みいただき、有難うございます。

ブログランキングにご協力いただけると嬉しいです。
よかったらここをポチっと押してくださいませ!!
↓ ↓ ↓

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: br_c_1746_1.gif

書道 ブログランキングへ

こちらのショップの登録作家になっています。
↓ ↓ ↓
刻・書・描アートへ

書道玄海社のホームページはこちら
↓ ↓ ↓
https://shodogenkaisha.org/

刻字のワークショップ・書道教室の体験も再開してます!!
オンライン講座にも対応しています!

こちらからお問い合わせくださいませ。
↓ ↓ ↓
1221ikeyama@gmail.com

コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ