光栄書道会 2021年2月 書道の月例課題はこちら:玄海849号
2月は28日まででした、もう3月!
光栄書道会 2021年2月 書道の月例課題はこちら:玄海849号
規定課題は 楷書で ”遠望時復為“
陶渕明 の 飲酒二十首 其の八 8行目
”遠望 時に復た為す”
意味はこんな感じ、
”遠くからじっと眺めたりする” (大野修作先生訳)
今月の課題では、”復” という字の最後の右払いを止める形で書いているので、おしりが突き出たような形になってしまい、バランスを取るのが難しかったですね。また ”為” は本来ならば ”爲” と書くべきなのでしょうが、吉田栖堂先生の三体千字文の楷書が ”為” になっているのでそれに従いました。
皆さんの作品はこちらです。
今月からまたお仲間が増え、総勢9名になりました!
次に随意課題はこちら
7名は 今回から 王羲之 十七帖(草書)の臨書、
みなさん、ずっと蘭亭序をやってきているので、王羲之の特徴はつかんでます。
下段左端は、今月から入会した生徒さん、まずは蘭亭序から。
研究課題 はこちら
”太宗皇帝・温泉銘”
一年かけて臨書してきた 雁塔聖教序 が終わり
今年の課題は 太宗皇帝の「温泉銘」に変わりました。
「温泉銘」はこれまでの「雁塔聖教序」とは打って変わって
肉太で線質もたっぷりしていて奔放な感じ
今年一年で皆さん どのように変わっていくでしょうか?
楽しみです。
細字課題 はこちら
今月は 7名が参加
出だしが難しく、皆さんの苦労の後が見えます。
やはり時折、字の懐が狭くなりがちなのが気になります。
仮名課題 はこちら
仮名課題は 古筆の臨書になります。
段の方は 関戸本古今集(右)
級の方は 高野切第一種(左)
流れはよくなってきています。弱くならないように伸び伸びと書きたいですね。
実用細字 はこちら
今月の 条幅部 は こちら
今回は5名の参加、みなさん、思い思いのものに取り組まれています。とにかくまずは書くこと、それ以外に上達の方法はありませんよね。
さて、学生部はこちら
年末年始の書初め講習会に参加していただいた中から、新しく3名が入会
徐々に増えてます。最初から器用にこなす子。なかなか筆をうまく使えない子。
様々ですが、ちゃんとみんなうまくなっていきますよ!
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
まずは随意課題で常連の S.O さん
講評:美しく暢びやかな千字文秀作
もう一人 J.Kさん
講評:筆路明快力強く王献之尺牘臨
細字部で 僭越ながら私
講評:気力が充実し筆力横溢の快暢なる作
実用書部では S.Mさん
講評:安定した筆致で美しい作品です
最後に成長目覚ましい学生部から
小学2年生 S.I君 と H.M君 が同じ紙面に載りました。
2年も続けると毛筆の扱いが上手になりますね。
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皆さん頑張っていますね。
今回、4年生以下の審査を担当しました。2年生の小寺さんが首席でした。