第20回臨池会新春展に行ってきました!

例年であれば銀座は新年から書道の展覧会でにぎわいますが、今年は1/8~東京は緊急時体宣言もだされ、なんとなく重い気分

そんな気分を吹き飛ばすかのように
第20回臨池会新春展が
東京銀座画廊で
2021/1/15(金)~17(日) まで開催されました。

臨池会は、杉岡華邨先生により創立された奈良に本拠地を置く大きな仮名の書道会で、高木厚人先生が現在理事長を務めていらっしゃいます。

その中で、この新春展では、臨池会幹部と関東会員の作品が展示されています。

まず会場に入ると、その広々としたスペースに色鮮やかな料紙に美しい墨色で書かれた作品が、いかにも新春らしい雰囲気を醸し出していて、なんだかパッと明るい気持ちになりました。

そしてこちらが、いつもご案内のお葉書をくださる先生の作品

一輪の霜の薔薇より年あくる

句の意味が字によって見事に表現され、それに墨色、料紙のイメージ がマッチして、とても素敵です。私はこの作品の中に、凛とした強さを感じました。

臨池会は流石に大きな会だけあって、本展でも、銀座画廊の2部屋を使って、幹部と関東会員の作品が約270点ほど展示されていました。

そして、一人一人の会員さんの作品の前にたって、高木厚人先生がコメントをし、それを秘書?の方がリストに書き入れている姿をちらっと拝見しました。
これだけの大きな書道会だと、直接理事長先生の指導をうけられるのは限られた方々になるでしょうから、こうやって、先生から一言コメントをいただけるのは、きっととても嬉しいことだと思います。

この展覧会を拝見し、お陰様で新春の華やか気分になれました。

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