光栄書道会 2020年11月 書道の月例課題はこちら:玄海846号
もう少しで師走突入、
喪中はがきを焦って書きおえました。
さて、今月の競書はこちら 玄海846号
規定課題は 楷書で ”連林人不覺”
陶渕明 の 飲酒二十首 其の八 5句目
”林に連なるときは 人さとらず”
意味はこんな感じ、
”連なった林になっていると 人はきずかないが” (大野修作先生訳)
今月の課題は、”覺” という字が 冠が大きくなってしまい、字全体が縦に長くなってしまいがち というところが一番の難点でしたね。
みなさん バッチリ収まりました!
次に随意課題はこちら
このところ
王献之 尺牘(行書)「地黄湯帖」をやっていましたが、
今回はちょっと臨書をはなれて、吉田栖堂先生の書かれた行書千字文のなかから各自の思いで書いてみました。
下段の中央のみ
欧陽詢 九成宮醴泉名
に挑戦します。
行書千字文は 文字数が縦4文字のなで、うまく収めるのに一苦労
ちぢこまって見えてはいけないので、
懐をひろく、横に振幅を出して、肥痩をうまく
など、これまでとは違った学びがありましたね。
たまには 違うのをやってみるのも 面白いですね。
研究課題 はこちら
”褚遂良・雁塔聖教序”
これを 一年かけて臨書してきたこの原帖も、いよいよあと一回でおわりです。来年1月号からは、また新しい法帖が始まります。
細いけれど長くて張りのある横線、なんとなく反りのある縦線
みなさん特徴をつかんできていますね。
細字課題 はこちら
今月も 6名が参加
今回は書き出だしの字の画数がすくないので、一行目の下が空きがちでしたね。
仮名課題 はこちら
仮名課題は 古筆の臨書になります。
段の方は 関戸本古今集(右二つ)
級の方は 高野切第一種(一番左)
こちらも、だいぶ慣れてきした。
実用細字 はこちら
手紙文のはじめの挨拶 最近は手紙を書くということも あまりしないですよね。
でも、筆でさらさら書けたら、カッコいいですよね!
今月の 条幅部 は こちら
私は 実用課題の語句を、篆書で書いてみました。
どうでしょうか?
さて、学生部はこちら
秋ですね。今年は、イモ掘り や 栗拾い みんなできたのかしら?
ここからは、写真版になった作品の紹介です。
条幅部 では S.Oさん
講評:運筆に躍動感あふれ好感の作
行書が手馴れてきました。やはり練習量が多いので目覚ましく進歩してますね。
随意 でも S.O さん
講評:息の長い連綿大らかな尺牘臨
仮名の練習もしているので、功を奏してますね。
研究部で J.Kさん が載りました。
講評:真摯な態度の作 強さあり
研究でのるのは初めてですよね。おめでとうございます!
細字部 はお二人
S.M さん
講評:暢びやかな線質力籠り悠々の作
S.O さん
講評:字々丁寧に書し温和整正の秀美作也
そして 学生部 では
小2の S.I君 と 小1の H.M君 が毛筆で写真版となりました!
並んで載っていて、嬉しいです!!
みなさん おめでとうございます!!
さあ、いよいよ来月号で今年最後となります。
また、新しい臨書課題もでますので、頑張っていきましょう!!
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