PHOTOBOOKのワークショップの展示会にいってきました!
私が視覚障碍者の方の世界に興味を持っているのを知っているお知り合いからの紹介で
鈴木萌さんという写真家が、緑内障でだんだん視力を失っていったお父様の「見えていた過去」から「見えない今」にいたるまでの思いを想像し、”底翳”というタイトルのフォトブックを作成し、それが展示されている
と教えていただき、遙々スカイツリーが間近にそびえる 曳舟駅 に初めて降り立ちました。
ギャラリーは、すみだ生涯学習センター隣 とかかれており、まずはそこをめざして線路高架沿いに歩きます。このあたりは道が入り組んでいて、ちょっと間違うとどんどん違う方向にいってしまいそう。
すみだ生涯学習センターにたどりつき、周りをぐるりとしてみたけれど
それらしき会場が見つからず、センターのカフェの方に 多分ここだろうと案内していただきました。
写真をされる人の間では、では結構有名なギャラリーだそうです。
はじめまして! まずは、自己紹介
自分は書道・刻字家で、視覚障害者のかたでも刻字作品を実際に触ってもらって鑑賞できるという展覧会の開催を考えていること、そのためにまず視覚障害者の方たちの世界を知るため、今回の展覧会にもとても興味をもってうかがったこと
等をお話しさせていただきました。
鈴木さんのお父様は、編集の仕事をバリバリされており、ずっと日記もつけていた、それらのものや思い出の写真が見られなくなってしまった。そこにたどり着くまでの苦悩を同居して目の当たりにして、お父様の見えているであろう世界、見えなくなっていく世界を想像し、それをテーマにPHOTOBOOKという形に落とし込んだ作品でした。
読めなくなった日記、沢山のドットが抜かれ、あたかも視野が欠けて見えにくくなった写真、見えるようでよくみえない模様、ぽわーとした明かりで包まれた写真などが一冊の本としてまとめられています。
お父様もいまは、視覚障害者の方のサークルに入ったり、勉強会参加されたり、新しい世界を前向きに歩み始めていらっしゃるとのこと、
お嬢さんがお父様の思いを一冊に詰め込んで作品として残してくださること、きっと喜ばれているお思います。
この展示会には、海外からの参加の方もいて、皆さん、それぞれのテーマを
PHOTOBOOKという形で表現されていました。
鈴木さんは、12月にここで個展をやる予定で、その時には視覚障碍者の方々にも来ていただき、対話型のツアーもやってみようと思っていると
その意気込みを語って下さいました。
個展、楽しみにしてます!!
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