光栄書道会 2020年9月 書道の月例課題はこちら:玄海844号

暑さ寒さの彼岸まで とはよく言ったもので
急に秋らしい気候になってきましたね!

春のお彼岸の時とはうって変わって、秋のお彼岸は、結構な人出でしたね。

さて、今月の競書はこちら 玄海844号

規定課題は 楷書 ”凝霜殄異類”

陶渕明 の 飲酒二十首  其の八 3句目
凝霜の異類を殄(つ)くすとき

意味はこんな感じ、
”厳しい霜が降りて ほかの物を凋(しぼ)れさすとき” (大野修作先生訳)

今月の課題は、まず””の右払いがいかに長く書けるか というのと
” のバランスをどうとるか ですね。

みなさん、一か月練習した成果がこちら

次に随意課題はこちら

先月から
王献之 尺牘(行書)「地黄湯帖」

を練習してます。

「地黄湯帖」のダイナミックな筆の動きを学んでます。

研究課題 はこちら

”褚遂良・雁塔聖教序”

これを 一年かけて臨書していきます。

右側は画数が少ない三文字、それに引き換え左側は ”麗象” と縦に長くなるので
一枚の半紙に纏めるのが難しかったですね。

それにしても、褚遂良の雁塔聖教序 鋭い線の中にも抑揚があり、魅力的な字ですね。

細字課題 はこちら

今月も 7名が参加

行書体にも慣れてきました。

仮名課題 はこちら

仮名課題は 古筆の臨書になります。

段の方は 関戸本古今集(右二つ)

級の方は 高野切第一種(一番左)

古筆の臨書をしていると、約1500年の時をこえ、タイムスリップした感じ
平安時代に思いを馳せます!

実用細字 はこちら

蕪村の句を散らして

今月の 条幅部 は こちら

4名の方がチャレンジです。

皆さん、頑張ってます!

さて、学生部は

小2、小1、幼稚園の年長さんと 3人体制。

名前が あっちこっちと 太筆で書くのは難しいですね。

ここからは、写真版になった作品の紹介です。

条幅部 では 常連の S.O さん
講評:歯切れのよい線質が清涼感有

久しぶりの楷書でも写真版、安定してますね。

随意部 では

S.M さん
講評:献之尺牘よく捉えて清新たり


S.O さん
講評:躍動感溢る大らかな献之書臨

お二人とも、王献之の雰囲気をよく捉えていますね。

実用部 では

S.M さん
講評:慎重に書し安定するも稍懐狭し

懐をいかに広くみせるか これからの課題ですね。

そして 学生部 

まずは 令和二年度 玄海全国書道学生紙上展 で

小2の S.I君 が 銅賞に輝きました!

毛筆部では 小1の H.M君が 載りました!

硬筆部では 小2の S.I君

みんな、メキメキと 上手になってきて嬉しいです!!

11月には 秋の昇格試験もあるので、課題がいっぱい
でも、これを乗り越えると、一段とレベルアップしますので
皆さん、頑張っていきましょう!!

最後までお読みいただき、有難うございます。

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