令和2年の最初を飾る 2020年1月の書道の月例課題はこちら:玄海836号

令和2年 年が明けたと思っていたらもう2月
なんだか世の中も騒がしいですよね!

 

日本刻字展が無事に終わって まずは一息
2020年の1月の玄海836号はこちら

規定課題は 楷書 ”一觴雖獨進”

陶渕明 の 飲酒二十首  其の七 5回目
一觴 獨り 進むるといえども

意味はこんな感じ、
”杯はたった一つで 獨酌で飲んでいるのだが” (大野修作先生訳)

今月の課題は、
”觴” のつくりのバランス
”雖” の偏が意外と長くなってしまう
そして やはり ”獨”のつくり
はちょっと難しかったですね。

 

 

 

 

次に随意課題はこちら

 

 

上段 右から ”何紹基・行書山谷題跋語四屏”(行書)、”懐素・自叙帖”(草書)、”王羲之・集字聖教序”(行書)、”空海・風信帖”(行書)

下段の右端・左端は ”王羲之・蘭亭叙”(行書)
中央は ”空海・風信帖”(行書)

何紹基・行書山谷題跋語四屏 :筆運びが難しい
懐素・自叙帖:今回も大きい字を半紙に収めるのに一苦労
王羲之・集字聖教序:慣れてきましたね
空海・風信帖:蘭亭叙の次に勉強してます。線が柔らかくなってきました。
王羲之・蘭亭叙:終わりまでにあともう一息です。

 

 

研究課題はこちら

 

今年の研究課題 ”曹全碑” は今回で終了となります。
1年間やってみて、まずは隷書がどんなものか、は分かったと思います。

まだまだ奥がふかいので、また機会をみて、勉強していきましょうね。

私、隷書大好き人間ですので!!

 

仮名課題 と 実用課題 はこちら

 

左端のS.Oさん もだいぶ慣れてきました。

 

細字課題  はこちら

今回から一人増えてます。

 

 

今月の 条幅部 は 常連のお二人 と 春の昇格試験に備えて

とにかく書いていれば、筆が動くようになってきます。

 

 

さて、学生部は

一年生の S.O君 は 字形を見る力がついてきました。
年長のH.M君も だいぶ筆に慣れてきました。

 

 

さて、ここからは写真版に載った作品の紹介です。

条幅部

1級で常連のS.Oさん
講評:習熟されて動きも良い好感作

秋の昇格試験で合格し、準初段になりクラスが上がるので、益々頑張ってください。

 

随意課題
1級の S.Oさん
講評;風信帖肥痩の変化捉えて好臨

風信帖 でも評価されました!

 

2級のJ.さん
講評:原帖の雰囲気とらえるも稍弱い

とにかく写真版になっておめでとうございます。
これで1級に昇級ですよ!

 

 

 

研究部

S.Oさん
今月も3部門で写真版です。
講評:字形小なれど 力籠り安定

線質がきれいです。

 

 

さあ、新しい年が始まりました。

今年も、皆さんと一緒に 古典を学び、練習をかさね、作品へとつなげていく
そして、書道のみならず色々なことに興味をもち、成長していけたらいいな
と思ってます。

お忙しい中、拙いブログを読んでいただいている皆様
本当に有難うございます。

本年も、展覧会や講習会で得た知識をしっかり発信していきますので、
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、有難うございます。

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