刻字作品 ”慈雨” ができるまで その1(書稿つくり)

2019/12.3(火)~8(日)
銀座 鳩居堂画廊 3・4階
で開催される 千歳会展 では
”慈雨”
を出品します。

 

今回選んだ ”慈雨” → 恵みの雨、万物を潤し育てる雨

それなのに、一生懸命作品を彫っている最中に台風の直撃で多くの川が氾濫し、被害が発生。
自然の脅威に ”慈雨” となってくれるようにひたすら祈ることしかできませんでした。

 

そんな 刻字作品 ”慈雨”  がどのようにできあがってきたのか
ちょっとご紹介したいと思います。

まずは、書稿作り
なにしろ、書稿がよくなくては、どんなに彫りを頑張ってもいい作品にはならないので
ここに時間をかけます。

”慈 雨”を 篆書でかいたり、隷書でかいたり いろいろ試みたのですが、
なんか雨がしっくりこない。

ずっと考えていて、そう、眠りながらも考えていて、
ふと、
雨という字を書くのではなく、自然に筆をふって墨の雨を降らしてみよう
と思いつき、むくっと起きだして
やってみました。(墨が飛び散りましたが)

 

雨という字のかたちを意識しすぎると、意図的になってしまって
気の流れが不自然になってしまう。

なかなか思い通りにはいかない。

でも、こんな書き方?今までしたことがなかった試みなので、今回初挑戦!

どんな結果になるかは予測できないけれど、

”新しいこころみと自然の気の流れ”

これがどうやらテーマとなりそうです。

結局、書稿は この組み合わせで重ね彫りをすることで、決定!!

さて、これからどうなりますことやら・・・

 

 

 

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