本日7/25 14:30で、東京都美術館の毎日書道展は閉会です!

例年より2週間も遅い梅雨明けとか。
でもまだお天気すっきりしませんね-

 

なんだかまだ夏とは思えないうちに、第71回毎日書道展の
上野 東京都美術館 で行われている展覧会が
本日25日の14:30 で閉会となります。
まだの方は、14時までに是非駆け込んで観てくださいね!

こちらの会場の今年の目玉は、
東京国立博物館 「顔真卿展」併設企画
「古典を受け継ぐ現代の書ー世代をつなぐ筆墨の美」 アンコール展示
です。

現代を代表する書・刻字作家の先生方の作品が、東京国立博物館で開催された「顔真卿展」の時に併設展示されていたのですが、大混雑の 「顔真卿展」の後で疲れてゆっくりみれなかったのと、会期も2期にわかれていて両方見ることができなかったので、アンコール大歓迎!

目録には、各先生がご自分の作品の中に込められた古典の学び について文章でかかれており、それを読みながらじっくり作品を鑑賞することができる絶好の機会となりました。

 

私の刻字の師 薄田東仙先生の作品はこちら

凹彫り と 凸彫り の2作品  彫りの美しさに魅了されます!

 

 

 

さて、今年もうちの教室から2名の生徒さんが、刻字部門で入選を果たしました!
入選率が50%なので、まずは入選おめでとうございます。

 

Nさんの作品 がこちら  ”河梁之別(かりょうのわかれ)”

意味は ”旅立つ人を見送って河の橋のたもとで別れること”
作品のサイズは 額寸法が 51cm × 135cm

金石文調で、ゆったりと趣がある字で書かれており、凸彫りの表面にもちょっと彫りをいれて、朱の赤が見えるところが作品により立体感を感じさせます。
そしてコバルトブルーの鮮やかな青に金箔が映えますね。

 

 

もう一人のMさんの作品はこちら “紫陽花”

 

作品のサイズは 額寸法が 51cm × 95cm

あえて画面を一文字ずつに分け、板からはみ出すダイナミックな文字構成
凸と凹の組み合わせ
紫陽花の色調

とてもフレッシュでよい作品になりました。

そしてなんとMさん、今回も昨年に続き、漢字1類(多字数)部門でも入選を果たしました。

 

今年も限られた時間のなかで、よく頑張りました。
ダブル入選おめでとうございます!!

忙しいなかでも、やりくりして作品を作っていく姿勢を応援します。

 

 

 

 

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