2019年5月の書道の月例課題はこちら:玄海828号
令和になって、早や一か月がたちましたね!
令和元年と書くのか令和1年でもいいのか とか
色々ありましたが、やっと落ち着いてきました。
まずは令和最初の競書
2019年5月:玄海828号はこちら
規定課題は 楷書 ”三季多此事(三季に 此の事 多し)”
規定課題は 陶渕明 の ”飲酒二十首 其の六” 5回目
意味は
〝夏・殷・周と理想の時代が終わって以来 そうした事例が多いが
(大野修作先生訳)
三季って 夏・殷・周 のことをいうんですね。知らなかった。
今月の課題は右列の ”季” が縦長になるので、”多” という字を中心をずらさずに伸び伸びと書くのが結構難しかったですね。
随意課題はこちら
上段 右から ”太宗皇帝・温泉銘”(行書)、”懐素・自叙帖”(草書)、”王羲之・集字聖教序”(行書)
下段の3枚は ”王羲之・蘭亭叙”(行書)
温泉銘 :1本の線のなかに抑揚がかなりありますね。
懐素・自叙帖:狂書といわれる懐素の自叙帖のダイナミックな動きが半紙の中でも感じられるようになってきました。
集字聖教序と蘭亭叙 :皆さん、王羲之の雰囲気がでてきてます。
研究課題はこちら
今年の研究課題 ”曹全碑” の4回目となります。
隷書独特の字形や筆法に慣れてきた方、まだ波法のやり方がつかめないで首をひねって書いている方。
ぺースはまちまち、自分が納得するまで書いてみましょう。
仮名課題 はこちら
細字課題 と 実用課題 はこちら
今月も、条幅部 に2名の方が挑戦してます。
家で時間をとって毎週書いていらっしゃるのには頭がさがります。
もうすっかり自分の生活リズムのなかに、書道をすることが定着してきてますね。
先が楽しみです。
学生部 小1
9級:S・I君
毛筆は、筆がとてもスムーズに動いてますね。
硬筆の方はまだちょっと形をとるのに苦労してます。
今月は写真版常連のM・Oさんと ご主人の K・Oさんが同じ紙面にのている貴重なバージョンです。
2級 M・Oさん
講評:柔軟なる筆致で丁寧な運筆好
4級 K・Oさん
講評:動き良い運筆で秀麗な蘭亭序
これはほんと貴重ですよ!
おめでとうございます!!
5月には春季昇段・昇級試験があったので、そちらの作品も次のブログでレポ―トします。
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