お嫁入した作品に会いに 甲州 初雁 に行ってきました!
昨年の毎日書道展に出品した作品
“蘭飛香”
がお嫁入した 甲州 初雁駅前の大和屋旅館へ
作品に会いに行ってきました。
東京はちょうど桜が満開
ちょっと遅れての甲州の桜と富士山を見に、まずは河口湖へ友人と待ち合わせて出発
朝8時半新宿発の 特急富士回遊1号 はすでに満席
大月で切り離され、そのまま富士山駅向かう車内は
通路まで海外からの観光客の方々ですし詰め状態
幸いなことに前日の雨とはうって変わって、雲一つない晴天の中、富士山の姿がぐんぐん近づいてくるのに心が高ぶります。
富士山駅に到着、まずは新倉山浅間公園にある忠霊塔に向かいます。
ここからの眺めは、富士山の裾野に広がる街並みが一望でき、Googleの壁紙でも紹介されていましたね。
今や海外からの観光客のメッカ、聞こえてくる言葉もバラエティーに富んでます。
桜は5分咲きとのことでしたが、その雄大な富士山の姿と桜
その組み合わせは、これぞ日本といった素晴らしい眺めです!
さて、壮大な景色を満喫し、いよいよ私の作品を飾っていただいている 大月の一つ先の初雁駅前の大和屋旅館 を訪ねます。
そこは、ご家族で経営されている とても手入れの行き届いた旅館
嫁入りした作品は、ご主人さまが、宿泊客の方にもよく見ていただけるようにとの配慮で、食堂に飾っていただいてました。
旅館の歴史を語る数枚の写真の上に、外からの光で金箔が生え
とてもいい場所に飾っていただけているのを見て本当にうれしかったです。
これぞ作家冥利につきます!
”蘭飛香”
蘭は自ら馨しい香りを放っていることから 「良い評判が遠くまで伝わるさま」
喜んでいただけているのをみて、安心しました。
ご主人さまとお話しをしているうちに
折しも来月からは 新元号 ”令和” のスタート
その由来となったといわれる 万葉集 の
”初春令月 気淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香”
の中に 蘭 香 が入っているので、これを色紙に書いてほしい、隣に飾るから
というお宿題を頂戴してしまいました。
そうですね。
近々、このお宿題を携えて、またお邪魔させていただきますね!
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