2018年12月の書道の月例課題はこちら:玄海823号
明けましておめでとうございます。
平成も終わりを告げ、新時代に突入ですね。
皆様にとって良い年となりますように!!
さて、年は変わってしまいましたが、2018年12月の月例課題はこちら:玄海823号
今月の規定課題は 楷書 ”欲弁己忘言”
規定課題は 陶渕明 の ”飲酒二十首 其の五” の中からとってきてます。今回はその最後です。
意味は
〝何故かなどと分析しようとしても、その時にはすでに言葉をわすれている”
(大野修作先生訳)
今月の課題は何と言っても 弁の旧字体 ”辯” のバランスをとるのが難しいこと!
これ、弁って知ってました?
随意課題はこちら
上段 右端が ”太宗皇帝・温泉銘”(行書)、次が ”王羲之・集字聖教序”(行書)、左端と
下段の4枚は ”王羲之・蘭亭叙”(行書)
蘭亭叙って、やればやるほど奥が深い感じがします。
研究課題 ”孫過庭・書譜”(草書)と
細字課題 はこちら
今月は6段のMさんが卒業論文で忙しいので提出を断念(めずらしい)
出品数が少なくて寂しい感じがします。
”書譜”は一年間研究課題として臨書をしてきましたが、それも来月で終わります。ダイナミックな動きが少しはでできたかしら
学生部の “げんかい” に挑戦しているS君の今月はこちら
名前がだいぶ上手になりました。!
今月も引き続き、条幅部 に3名の方が挑戦してます。
左端の楷書、これまでの書き急いでいた感じがなくなり、半紙の時と同じようにだんだんバランスがとれてきました。
中央の行書、これは書き慣れていくしかありません。毎月頑張っているので、その調子でやっていきましょう。
右端の行書、なかなか練習時間がとれないので作品をしあげるところまではいきませんが、とにかく書くということが大切、がんばってください!
もう1級になられている方は、今度の昇段試験から条幅課題がはいりますので、そろそろ準備をお願いしますね。
今月も写真版に3名の方が載ってます!
2級 K.K.さん
講評:伸びやかな筆致温和に纏め佳
伸び伸びしていていいですね。いよいよ1級です。
5級 M.O. さん
講評:原帖を良く見つめ蘭亭序好臨
蘭亭序の特徴をよくとらえ堂々と書けてます。
6段 E.M.さん は 2部門で写真版 凄い!
まずは研究部
講評:線質は重厚で味わい深い
1年かけて勉強してきた ”書譜” の臨書が評価されてとれも嬉しいですね。
そして随意部門での ”曹全碑” の臨書作品
講評:大らかで明るい筆致曹全好臨
こちらは隷書が好きでずっとやってきているので、安定した実力がついていると思います。
3名の方、おめでとうございます。
今のお教室は、みんなが刺激しあって熱心に学ばれていて、とてもいい感じです。
私も色々な書の展覧会への招待を心掛け、ただ書道教室に通って習っている というだけでなく、芸術としての良い書を沢山鑑賞して、自分の感性を豊かにしていって欲しいと思ってます。
ということで、来年益々の成長を楽しみにしてます!!
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