「日本を愛してくれてありがとう展」IN チェコ(おまけのドバイ)
さあ、いよいよチェコともお別れ
長い旅路につくと思いきや、おまけのドバイ観光がついてきちゃいました!
チェコともいよいよお別れ
沢山お世話になったクリスティーナさんにプラハ空港でお別れし、これから長い帰路の旅につく予定が・・・
エミレーツ航空ドバイ行き、いざ機内に乗り込むという時間になってもなんか搭乗が始まらない、
どうやら機体トラブルが発生したらしく、搭乗ゲートから免税のところまで戻されてしまいました。
状況の説明もないまま約1000円のショップ券を渡され待機。
なにしろドバイでトランジットの時間が3時間くらいしかなかったはずだから、どうなるんだろう
と不安が募ります。
待つこと5時間、どうにかドバイまでは飛べるとのことでいよいよ出発です。ただ、チェコの名残を惜しむという余裕はなく、明日のスケジュール変更のやりくりをどうするかで頭が一杯でした。
そうこうしているうちにどうにかこうにかドバイ空港には無事到着しました。
さてさて、予定していた便はすでに出発してしまっているので、
わけのわからぬままバスでエミレーツのエアポートホテルに連れていかれました。
丸一日遅れで翌日の同じ時刻の便に乗ることが決定したので早速家に連絡をいれなくては、
それなのに充電コンセントのアダプターをなんとトランクの中に入れてしまっていたので充電ができないのです!
これは大失敗でした。
それでもどうにか家族と会社には連絡がとれ、ホテルの部屋も割りあてられたので
もう気持ちを切り替えて 一日弱のドバイ滞在を楽しむことにしました。
ホテルのフロントにいると ドバイ4時間ツアー のお誘いがかかります。
単独で外にでるのは危険だということで、みんなでこのツアーに参加することになりました。
夕方5時、まだ外は40度越えの気温です。
20人乗りくらいのマイクロバスは満員御礼、男性のガイドさんの英語の説明を必死に聞きながら
車窓の外の近代的な高層ビル群を眺めがら進みます。
真ん中の尖ったビルが ブルジュ・ハリファ
160階建ての超高層ビルです。
様々なデザインや高さを誇る建築中のビルがあちこちに見受けられます。
現国王の大きな肖像も道路沿いに建てられています。
このエリアにくると、これまでの超高層ビル群とは対照的にイスラムの富裕層の邸宅が並んでいます。
こちらが、ジュメイラ・モスク
パット視野が開け、海岸にでました。
ブルジュ アル アラブ と ペルシャ湾に沈む夕陽
なんかホッとする風景です。
海と別れ、高級ホテルや金融街を抜けて、やがて街は夜の顔へと変身していきます。
大きな商業施設が集まっている ドバイ モール
その中を足速に通り抜けるとライトアップされた ブルジュ・ハリファ
お膝元には ドバイ ファウンテン があり、
19時40分からのファウンテン ショー を観るために、沢山の人が集まってきます。
たった5分弱のショーを見終り、ドバイ アクアリウム の水槽をしばし眺め
帰路につきます。
6車線もある高速並の道路を沢山の車が走ります。
道路はインターチェンジのように回転して、方向がわからなくなりそう。
今はとにかく車がないと動けないですが、モノレールの工事もあちこちで進んでいるので、これから益々発展していくのでしょう。
ただの砂漠だったところに、人工島をつくり、高層ビル群をつくり、超近代都市を出現させ、さらに発展を続けるであろうドバイ
今回はその表面を垣間見たにすぎませんが、ここで暮らしている人たちの生活はどんなものなのでしょうか。
100年、200年と月日がたち、この都市が 幻の都市 にならなければいいけれど。
今回のツアーの返り際に立ち寄った、王宮殿の入り口
どこからともなく聞こえてくる コーランを唱える声が幻想的で、
幻の中にいるような不思議な感覚でした。
チェコとドバイ
あまりにも対照的な観光地としての方向性をこの目でみることができ
貴重な体験となりました。
チェコの方達が祖国を愛し、自分たちの手で伝統をまもり、地に足をつけて生活している姿にとても心打たれました。
長い旅行記となりましたが、これでやっとピリオド。
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