第69回毎日書道展 始まりました!
まずは六本木の国立新美術館を皮切りに
第69回毎日書道展 始まりました。
私の作品が展示されている期間は、六本木の国立新美術館で
前期第1期: 7/12(水)~17(月)
前期第Ⅱ期: 7/19(水)~24(月)
です。
会場は 1~3階までと広いので、入口や会場内においてある名簿や、入口のスタッフのかたに調べていただけます。
ちなみに、私のは 2階55室です。
約3カ月間、天塩にかけて創り上げた作品ですので、こうやって無事に飾られているのを観て、ホッとしました。
5/10のブログであげましたが、
“在者福楽寿無窮 亡者離苦生安養”
(作品は右から読みます)
読み方は
“在する者は福楽寿の極まりなく、亡者は苦を離れ安養に生ぜんことを”
となります。
これはお経の一説で、検索してみたところ
曹洞宗の “甘露門” の諸行法の終了時に読む偈文の
第3、第4句にあたり、第1句をお坊様がよみ、それ以降を信者さん達が唱和するようです。
ということもあって、この作品は敢えて字に白を入れ、マットも白にし、額も茶色の木枠としてみました。
この作品は是非、曹洞宗のお寺に飾っていただきたいと思っていたところ、静岡のお寺で引きうけていただけることになりました。
この展覧会が終わったら、そちらにお嫁いり!
今度是非、見学ツアーでも計画して、納まった姿を見に行きたいと今からワクワクしているところです。
本当にありがたいことです。
そして、この暑いなか、わざわざ会場まで足を運んでいただきました皆様、有難うございました。
また、残る会期中に来ていただける方々、どうぞよろしくお願い申し上げます。
会場内には、素晴らしい先生方や、一生懸命書を極めようと努力されている書家の方々の力作がぎっしりと並んでいます。
様々な書体、異なった表現の作品が一堂に会する大きな展覧会ですので、とても刺激になります。
是非ご覧いただければと思います。
また7/19からは、東京都美術館で、一般公募で入選した二人の生徒さんの作品が飾られるので、こちらも楽しみです。
そちらの様子も、またご報告いたしますね。
最後まで読んでいただき有難うございます。
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