イタリア ミラノ観光② (ミラノのスカラ座に入れました!)
ミラノのスカラ座でのオペラ鑑賞はチケットが完売ということで、半分諦めていました。
実はこの旅行のオプションではいっていたスカラ座でのオペラ鑑賞はチケットが完売ということで、半分諦めていました。
でも実物を目の前にすると、世界三大オペラ座の一つ、ミラノのスカラ座
せっかくここまで来たのだから観てみたいという感情にかられ、玉砕覚悟で当日券を求めて雨の中アタック!
念願かなって一階のド真ん中、とてもよい席が確保できました。
そして演目は定番の”椿姫”
劇場の中は、その豪華さに気分もハイになります。
席を案内してくれる方だって、衣装が素敵で雰囲気バッチリです。
それぞれのイスの後ろに英語とイタリア語に切り替えのできる字幕モニターがついていて便利。
実は一昨年、チェコのプラハでオペラを観る機会があったのですが、監督がコンテンポラリーな演出をしたとかで、
踊り手の女性が上半身裸になってしまうような舞台でビックリでした。
今回は定番中の定番、演出もオ―ソドックで、これでこそ伝統的なオペラを観ているという感じで、ホッとしました。
それになんといっても指揮者が ネッロ・サンティ! 日本のNHK交響楽団との協演もあり、日本人にも馴染みのある方、
現在85歳とご高齢ながらも素晴らしい指揮で、エンディングで舞台中央に登場すると、凄い人気で拍手喝采を浴びていました。
約3時間半の長丁場、こんな本場で鑑賞できるなんて、最高です!!
結局夜8時開演で終演は11時半をまわっていましたが、スカラ座をでるとみんなアーケードの方にすいこまれていって、
そこでお食事をして家路へ。
夜の12時すぎでも、ケバケバしいネオンや、酔っぱらいの喧騒などは全くなく、とても大人の街なんだな、と感じました。
本当に素敵は夜でした!!!
サンタ・マリア・デッレ・グタツィエ教会
昨晩の興奮も冷めやらぬうちに夜が明け、残すところあと半日。
今日もダメ元で、"最後の晩餐” がある ”サンタ・マリア・デッレ・グタツィエ教会” にタクシーで向かいました。 雨のなか、事務所にいってみましたが、今度は、完全予約制なので当日券などはない、と交渉の余地はまったくなし。 まあ想定内でしたので、教会の中を一通り見学、薄暗くて派手さはないけれど、実際にお祈りにきている信者さんたちもいらして、 本当に人々と繋がっている教会なのだなと思いました。 観光客の人数制限をするのは、信者さん達のためにも大切なことですものね。 このまま戻るのもちょっともったいないので、近くにある ”レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術格物館” に寄ってみました。
ダ・ヴィンチの発明した、色々なものや、設計図、そして、潜水艦まで展示されていて、地元の小学生くらいの子供たちが見学に来ていました。 ダ・ヴィンチをとても身近に感じて育つんですね。うらやましい!!
さて、集合の時間もせまってきて、センターの受付で中央駅への戻り方をうかがったら、地下鉄を勧められました。 最寄りの駅にはたどりついたものの、切符の買い方、路線もよくわからない!!
ちょうど改札にいた紳士の方が丁寧に教えて下さりました。
有難うございました。
地下鉄はそこそこ混んでいて、市民の足といったところでしょうか。
とにかく時間内に中央駅に戻れ、セーフ!
さて、あとは帰路につくのみです。
北イタリアは治安がよいとは聞いていましたが、スリとかトラブルとかにも全く遭いませんでした。
さすがに伝統のうえに成り立っていてる街並みは一見古めかしくも見えましたが、目先の近代化を追わず、そこに住む人々はとても親切で、成熟した文化と肌身をもって感じることのできた、素敵な旅行でした。
みなさんも是非、北イタリア、いらしてみてください。
食材も豊富ですし、地形も日本とにているので、なんか日本人に合うかもしれません。
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タグ:オペラ, ミラノ・スカラ座, ミラノ観光, レオナルド・ダ・ヴィンチ, 刻字
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