会社の先輩の退職記念の色紙を書きました!
私は大学を卒業して、某化粧品会社の研究所に入社し、最初に配属になったのが香料室。
そこで2年先輩だった方がこの3月でいよいよ退職ということで、色紙を頼まれました。
まずは40年間一つの会社で勤め上げられ、ご苦労さまでした。なので ”寿”
化粧品会社の香料室って、結構女性は憧れる仕事だと思うのですが、まずは約120種の香料の匂いをひたすら覚えて、毎週テスト。
香料っていい匂いばかりではないいんですよ。
それに嗅覚をずっと使っていると、とても疲れるんです。中堅になると、フランスのニースの香料会社に研修なんていうおいしい話もあったんですが、結局私は出産を機に退職してしまいました。(実は17年後に別の部署で復帰したんですけど・・・)
その先輩も色々な部署を経験して、最後は本社の品質保証部門で定年を迎えられました。この部署は製品クレームなどにも対応しなければならないので、結構ストレスのたまる仕事だったのではないかしら。
企業にはいると、自分の意志とは反した部署に配属されても、その中でいかに成果をだしていくか、という能力が求められるので
柔軟性と忍耐が必要!
私達の世代では、特に男性は一度入社したら定年まで勤め上げて ”お疲れさまでした” と送りだされるのが、ほぼ順当な人生のコースでしたが、このところすっかりその価値観が変わってきているのを、ひしひしと感じています。
大企業に就職すれば一生安泰、という時代は過去の幻になってしまうのでしょうか。
グローバル化が促進され、ネットビジネスで稼げる個人事業者も増え、価値観が大きく変わっていく真っただ中にいるような気がします。
でも思えば、江戸から明治、そして第2次大戦後の日本を生きてきた私たちのご先祖様たちも激動の時代をたくましく生き抜いてきたのだから、我々も頑張らなくては!!
それにしても、ちょっと疲れませんか?
そんな時 ”自分の好きなものを好きなように創る” という趣味をもっていると、それが心のオアシスになるのではないかな、と思うのです。
“刻字作品を作る“ ことが私の心のオアシス、そしてライフワークとなっています。
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タグ:定年
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